FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023準々決勝に向けて、10日に大会公式前日会見が実施。スウェーデン女子代表のマグダレーナ・エリクソンとアマンダ・イレステットが出席した。
センターバックでコンビを組む2人はここまで4試合すべてに先発出場。ここまで大会1失点と堅守に貢献しつつ、イレステットはセットプレーから3得点を挙げている。日本よりも決勝トーナメント1回戦からの試合間隔が1日短く、かつオーストラリアからの移動を伴っての試合となるが、「回復もしっかりできているので、いい状態でできる」(エリクソン)と問題がないことを強調。
日本とは東京五輪準々決勝で対戦し、その際は3-1でスウェーデンが勝利している。比較しての今大会の日本の戦いについては、「試合の深みがあり、カウンターも速くなった。チャンスがあればスピードを持って、以前より直接ゴールに向かってくる。五輪のときはもう少しボールを持とうとしていた」(エリクソン)、「今大会で素晴らしいことを見せている。カウンターの印象は2年前にはなかった。戦術的にも優れている。裏のスペースを有効に使うので、しっかり準備したい」(イレステット)と、日本が今大会で見せている鋭いカウンターを警戒している。
記者会見ではスウェーデンを含む、海外メディアから今大会5得点の宮澤ひなたへの警戒心を問う質問が連続したが、「全体で攻撃してくる。最後のフィニッシャーが脅威ではなく、どこからでも攻撃できる。コンビネーションもそうだし、一人にフォーカスするのではなく、全体をしっかりとらえ、脅威がどこから来ても対応しないといけない」(エリクソン)と、カウンターだけではなく、いろいろな形で攻撃してくる点と、試合中にやり方を変えることができるチームだと評している。
「スペースを見つけるなどのスキルがある」とイレステットも警戒感を口にしたが、一方で、「冷静に相手を見て、球際での戦いは自信があるので、フィジカル面でもベストを尽くしたい」と、スウェーデンのが持つ攻守にわたってパワーのあふれるプレーを見せられれば、勝利を手繰り寄せられることへの自信も見せている。
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引用元:https://www.soccer-king.jp/news/world/wc/20230811/1797962.html