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■小泉進次郎、15年前の特別な日に…
能登半島地震で海岸が隆起した石川県輪島市。23日視察したのは小泉進次郎元環境大臣です。
小泉元環境大臣
「いま、着工が始まって、現場動いているのが見られてよかったですけど、これが遅れがないように進んでいくといいですね」
菅義偉前総理らの支持を受け、自民党総裁選に立候補する意向を固めている小泉氏。30日に正式に立候補を表明することが23日、新たに分かりました。
小泉元環境大臣
「今これだけ政治の信頼がないと、政治なんて誰がやったって変わらない、そういう声は多くあると思いますが、そんなことはないです。リーダーは誰がやるかによって、必ず地域作り、国作り、変わってきます。そういうふうに思っていただけるかどうか、この総裁選は重要であるということは、間違いないことだと思います」
小泉氏はなぜ立候補の表明日として、8月30日を選んだのでしょうか?23日、小泉陣営を直接取材したという専門家は次のように話します。
政治ジャーナリスト 田崎史郎氏
「そういえば、8月30日は小泉さんが初めて衆議院選挙で当選した日だということになって、30日に決まったということです。進次郎さんと陣営が協議してということだと思います」
15年前の8月30日に初当選を果たした小泉氏。国会議員としての道が開けた日に、自民党総裁を目指す。30日の立候補表明には小泉氏のそんな思いが込められているといいます。
前回の総裁選で協力して闘った、小泉氏・石破氏・河野氏のいわゆる“小石河連合”。今回の総裁選では、それぞれが個別に立候補する見通しです。
■石破氏「根底でつながりあうものがある」
24日に地元鳥取で立候補を正式表明する石破氏。23日、総裁選に向けた決意を明かしました。
石破元幹事長
「原点に返ろうということです。最後の戦いになります。38年間の政治生活、総決算です」
くしくも、共闘からライバルへと変わった小石河連合の関係について、石破氏はこのように話します。
石破元幹事長
「今回、互いに競い合うことがあったとしても、根底でつながりあうものがあるとすれば、私はあると思いますけど、“小石河”というのがこれから先もその核になる、そういうことがあるといいなと思っております」
小石河連合のもう一人、河野氏は週明けにも立候補を正式表明するとみられています。
■河野氏は麻生氏がバックアップ?石破氏は…
小泉氏が総裁選に立候補する意向を固めてから、永田町では小泉氏を本命視する声が上がっています。
自民党関係者
「小泉進次郎が出ることによって、票が一気に流れる可能性はある。今回は1位が進次郎で2位が誰になるかを選ぶようなものだ」
自民党ベテラン議員
「まだ経験がそこまでないのにいきなり国の全権を任せるというのには怖さがある。ただ、いくら経験があっても人が動かないようじゃ意味がない」
一方で、過去の炎上を懸念する声も。
自民党関係者
「進次郎が総理をしている姿なんて全くイメージできない。またセクシーなんて言われたら、たまらないよ」
小石河連合、それぞれの現状について専門家はどう見ているのでしょうか?
田崎氏
「河野太郎さんは麻生派の支持が見込めるが、麻生さんがどれくらい真剣に応援してくれるかちょっと微妙。石破さんの場合はバックアップしてくれる人がそもそもいない。進次郎さんにとっては、菅前総理がバックアップしてくれる見通しだというのが、国会議員票を集めるうえでの強みですよね」
(「グッド!モーニング」2024年8月24日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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