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北茨城市に外国人が急増 “普通の一軒家”が茨城県の魅力度アップに一役…一体なぜ?【Jの追跡】(2023年12月9日)

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チャンネル:ANNnewsCH

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都道府県魅力度ランキング最下位になってしまった茨城県。どっこい、訪れてみると魅力が満載。地図に載っていない、知られざる神秘的絶景スポットとは…!?

さらに、なぜか外国人客が急増している北茨城市。市の担当者も首をかしげる茨城ミステリーを追跡します。

■大ぶりな「生ガキ」に…米国人も興奮

まずは、年間150万人以上が訪れる茨城・海の人気スポット「那珂湊おさかな市場」。暖流と寒流が交わる茨城沖は、一年中魚が豊富な漁場のため鮮度抜群、お値打ちグルメが満載なのです。

中でも大行列なのが、その場で食べられる、分厚くて大ぶりな「生ガキ」です。

購入客:「いきますよ!オ~おいしそう!」

みなさん、食べ方も実に豪快です。こんなビッグサイズで、2個なんと900円。

購入客:「バカうまいっす!」

あまりの大きさに、アメリカ人客もビックリです。

アメリカ人客:「こんな大きなサイズは初めてだよ!とても興奮した大好きになったよ」

■一日300食限定「極細モンブラン」が大人気

「海の幸」だけではありません。山は「日本一の栗の名産地」として知られる茨城県笠間市、2年前にオープンした「道の駅かさま」では、栗を使った“あるモノ”を求めて大行列ができていました。

来店客:「1時間半待ちでした。うわぁ崩すのもったいない!」

一日300食限定の「極細モンブラン」。マロンペーストを合わせた生クリームの上に発酵バターを練りこんだ栗のペーストを滝のようにたっぷりかけます。味付けは「砂糖」と、甘味をさらに引き立てるという「塩」のみです。

繊細な口溶けと、栗本来の風味が大人気となっています。

来店客:「おいしい!食べながらヨダレが出ちゃう」「本当は何個でも食べられちゃう、いっぺんに」

■石切山脈 “地図に載っていない湖”SNSで話題に

実はそんな笠間市周辺には、最近話題の絶景スポットがあるといいます。

かさまコンシェルジュ:「“石切山脈”はいかがでしょうか?とても神秘的なスポットで今、県外のお客様にすごく人気なのです」

早速、現場に行ってみると、目の前に広がるのは屏風のように切り立つ白い岩盤と美しいエメラルドグリーンの湖。日本とは思えない、古代遺跡を思わせる景観です。

石切山脈スタッフ 塙和也さん:「現在、採掘している現場のなかでは日本一の広さになります」

実はここ、120年以上、今も続く、日本最大の採石場「石切山脈」。この“湖”、実は16年前に採掘を終えた跡地。掘った穴に雨水や地下水がたまってできた、いわば超巨大な“水たまり”なのです。

“地図に載っていない湖”としてSNSで話題になると、まるで海外のような絶景だと「ウェディングフォト」の舞台などで人気となり、去年は2万人以上が訪れました。

観光客:「ココの写真を見たことがあったので、来てみたくて」

石切山脈で採掘される、良質な花こう岩は「白い貴婦人」と呼ばれ、これまで「最高裁判所」や「東京駅」など、日本の代表的な建築物に使用されてきました。

その魅力を伝えようと3年前から始まったのが、日本最大の採石場を、専用ガイドが案内するツアー。予約が取れないほどの人気になっています。

ツアー参加客:「うわぁスゴイね!日本じゃないみたい!」

しかし、一体なぜ採石場が積極的にツアーを企画することになったのでしょうか?

■願いが込められた本格ツアー

かつては500人近くの職人がいた「石切山脈」。しかし、中国産など価格の安い海外の石に押され、次第に苦境へと追い込まれました。

石切山脈の職人:「(今は)12~13人しかいないですね。重労働のわりに給料が良くない…」

「少しでも石に触れて興味を持ってほしい」という願いが込められたアイデアだったのです。

ツアー参加客:「笠間の財産だよ、コレは」

採石場内のカフェでは、山脈を形取ったというモンブランまで商品化しています。

石切山脈の職人:「石屋さんなんか見に来る人もいなかったし、ありがたいことです」

■「北茨城市」に外国人客急増 市役所も原因分からず

そんななか、先月には驚くべきデータが発表されました。外国人観光客の増加率を測るランキングで「北茨城市」がなんと全国3位になりました。

北茨城市と言えば、岡倉天心が建てた「六角堂」や象の形に似ている「二ツ島」などで知られています。

今、外国人観光客が「北茨城市」に急増しています。一体なぜでしょうか?

市役所の担当者に聞いてみました。

北茨城市役所 鈴木崇さん:「正直『本当に?』という感じでしたよね。原因が分からない、ミステリアスな部分があるので…」

全く見当もつかないため、主な観光施設に問い合わせたといいますが…。

鈴木さん:「残念ながら『それほど外国人が多く来た印象はない』ということだった」

まさにミステリー。そこで、ランキングを発表したナビタイムに改めて分析を依頼しました。

ナビタイムジャパン 藤澤政志さん:「(Q.どこだか分かったんですか?)はい。ある程度、目星はつきました」

なんと、どこに外国人が殺到しているか、有力なスポットが判明したのです。実際にその場所を訪れてみると、そこには、いたって普通の一軒家がありました。一体、どんな施設なのでしょうか?

■東京から移住し…一棟貸しの民泊を経営

有力なスポットに訪れてみると、現れたのは、日本語が達者な外国人でした。

2年前、東京から移住してきたというクリスさん(37)。日本人の妻・麻未さんと、3人の子どもの5人家族です。

気になるのはその職業ですが、向かったのは隣の一軒家。すると…。

クリスさん:「グッドモーニング!お部屋は楽しめてますか?」
宿泊客:「Yeah!」

実はクリスさん、中古で2軒の戸建てを購入し、自宅の隣で、一棟貸しの民泊「エルム・オン・ザ・ビーチ」を経営していたのです。宿泊費は、1泊1万1500円からです。

■タイ人宿泊客「東京行っちゃうのが不思議」

この日は、日本が大好きだというタイ人2人と、日本人の友人が宿泊していました。

クリスさん:「筑波山だって」

5年前に訪れた茨城の美しい紅葉に心を奪われ、今回、2度目の北茨城を観光中だといいます。

タイからの宿泊客:「(Q.茨城は好き?)大好きだよ。なぜ外国人は成田空港に着いたら、みんな東京へ行っちゃうのか不思議。隣の茨城には、すてきな場所がいっぱいあるのに」

■今年2月オープン以来、宿泊客は400人以上

クリスさんの宿が人気の秘密は、「家族同然のおもてなし」にありました。

この日は、ゲストを自宅に招いて「しゃぶしゃぶパーティー」です。

クリスさんの妻 麻未さん:「OK?べリベリースパイシーね」
タイからの宿泊客:「Yeah!」

少々スパイシーなのも、辛い物好きタイ人へのおもてなし…?

タイからの宿泊客:「スパイシー…」

すると、冷蔵庫の中もオープンです。

麻未さん:「飲み物は?見る?冷蔵庫見ちゃう?汚いけど」「(Q.ゲストに冷蔵庫も見せちゃうんですね)見せちゃいました、アハハハ」

ホテルでは味わえない、アットホームなおもてなしです。

タイからの宿泊客:「ホテルに泊まるよりも、ずっと楽しかったわ」

こうしたクリスさんの自然体のおもてなしが評判を呼び、今年2月にオープンして以来、400人以上の宿泊客が利用しました。

■5回目のリピーターも…クリスさん「グッドフレンド」

この日、夜遅くにチェックインしてきたのは、なんと5回目のリピーターだという、岐阜県在住のブラジル人です。

クリスさん:「マイフレンド フロム ブラジル」

ブラジル人宿泊客:「ここら辺に来たら、すぐクリスさんの所に泊まります!」

もはやゲストとは思えぬほどのくつろぎっぷりです。

麻未さん:「もう、本当に友達ですよね。最初お客さんだったのにね」
クリスさん:「グッドフレンド」

■花園神社をガイド 英国人宿泊客「気に入った」

クリスさんの宿の魅力は、フレンドリーさだけではありません。ガイドの腕前も一級品です。

この日の宿泊客は、神奈川在住のイギリス人父娘。クリスさんの宿に泊まった知人の口コミを聞き、遊びに来たといいます。

イギリス人宿泊客:「とてもすてきな体験ができて、クリスも親切と聞いたから。娘とすてきな場所を体験したいんだ」

父娘旅行にクリスさんが用意したのが「北茨城ガイドツアー」。訪れたのは、自然に囲まれた「花園神社」です。

クリスさん:「あっちに特別な木があるんだ!一体、何に見える?」

イギリス人宿泊客:「オ~!これはスゴイ!」

大きなこぶを持つ通称「こぶ杉」。妊婦のおなかに似ているため、安産にご利益があるとされているのです。さらに本殿では、神様の使いとして知られる猿、通称「神猿(まさる)」。「魔物が去る」とのことから、魔よけの象徴として本殿を守っているのです。

イギリス人宿泊客:「まるで瞑想(めいそう)みたいだ。とても穏やかな場所で気に入ったよ」

■おもてなしが…茨城の魅力度アップに一役

さらに父娘の思い出作りに、と案内したのが、「ニジマスの釣り体験」です。

そして釣った魚は、その場で塩焼きにして食べることができます。

イギリス人宿泊客:「初めての体験づくしでユニークで楽しい父娘旅行になったよ」

娘さんもご満悦。クリスさんの“おもてなし”は、いまや茨城全体の魅力度アップに一役買っています。

宿泊客:「今度旅行に行く時も、また茨城がいい!」「茨城来たらココしかない。今まで泊まったなかで一番かもしれない」

麻未さん:「いやぁ、うれしい!」

皆さんも、すてきな茨城、1回来てみっぺ!
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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