台湾のオンラインメディア、ETtoday新聞雲の27日付記事によると、ドイツのスポーツ用品大手アディダスの中国公式サイトに掲載された新作シューズの広告が炎上した。
問題の広告は、レプリカのように見える彩陶の壺(つぼ)の上にシューズが載っているというもので、この壺が1974年に出土した大汶口文化の彩陶の壺に酷似していたことから、中国のSNS上で「アディダスが中国の歴史を踏みにじっている」と批判する声が上がった。
物議を醸したことを受け、アディダスは当該商品のページを更新した。
アディダスは2021年に中国新疆ウイグル自治区の人権問題に関連して「新疆綿」の使用停止を表明し、不買運動の対象になったことがある。そのため、中国のSNS上では「アディダスは新疆綿事件を忘れたのか」との声も上がった。
新疆綿をめぐっては、中国が少数民族のウイグル族に強制労働をさせた疑いがあるとして、特に欧米が問題視し、アパレルブランドなどが相次いで使用停止を表明した。(翻訳・編集/柳川)
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引用元:https://news.nifty.com//article/world/china/12181-2577823/