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　◇インターリーグ　エンゼルス3—8ジャイアンツ（2023年8月7日　アナハイム）

　“なおエ”ならぬ“またエ”でエンゼルスが散った。

　6連敗で迎えた7日（日本時間8日）のジャイアンツ戦。3—2で連敗ストップが見えた9回、抑えのエステベスが大炎上した。

　安打と四球で無死一、二塁とされるとベイリーの適時二塁打であっさり逆転を許した。その後もジャイアンツの勢いを断てずにエステベスは5失点。代わったループも打たれて、この回一挙6点を失うと、反撃の力は残されていなかった。

　エステベスは3日（日本時間4日）のマリナーズ戦でも、3—1の9回1死から逆転満塁弾を被弾。この日もエステベスが乱調でエンゼルスが勝てないWの“またエ”だった。

　大谷翔平は第1打席に痛烈な中前打を放ち、すかさず二盗に成功。チーム115試合目で40本塁打と15盗塁を達成したのは史上初となった。第3打席にも二塁打とし、マルチ安打をマークしたが、チームは7連敗となった。