国際政治学者・三浦瑠麗氏が1日、公式ツイッター(現・X)を更新。自民党女性局が実施したフランス研修で、エッフェル塔の前でポーズを取る写真などがSNSに投稿されて批判を受けている問題について私見を述べた。
【ツイート】仏研修旅行について擁護
■党内からも「軽率」の声
報道によると、フランス研修には38人が参加。少子化対策や政治における女性活躍などについて、国会議員らと意見交換を行うため、3泊5日の日程で実施された。しかし、参加者らがエッフェル塔の前でポーズを取っている記念写真や、食事の写真などをSNSに投稿。
女性局長の松川るい参議院議員のSNSには、「世間の感覚とズレすぎ」「国民が増税や物価高で困窮しているのに」などと批判の声が集り、自民党内部からも「写真を出したことは軽率だった」との声があがった。松川議員は批判を受け、SNSに投稿していた写真を削除。きょう1日には「軽率だったと反省しています」と謝罪していた。
なお、研修の旅費については、4人の国会議員は1人あたり30万円を負担し、それを超える部分については党費が充てられたという。
■「仕事をいきいきと楽しんで」
三浦氏はこの問題について、「エッフェル塔いって記念にポーズ取るってふつうの発想だよね。代議士とは『エリート』を選ぶものなのか、それとも『自分たちみたいな人』を選ぶものなのか。じつは議院内閣制には二つの発想があって、どっちも間違ってない」と投稿。
旅費に税金が使われたとの批判には、「公金が入ってるって言い出したら、公共事業の請負業者もそうだし、学校の先生も遊べなくなる。学者も出張ついでの観光は抜きに。むしろ仕事をいきいきと楽しんでやってほしいと思うな。若者の政治家を増やそうって言ってるんだから」などと擁護した。
■共感の声も
三浦氏の意見に対し、ユーザーの中には共感する人も。
「研修の様子も観光も両方別にいいと思います」「ちゃんと活動してれば、目くじら立てることもないと思います。こんなことで炎上するなんて了見が狭いと思います」「めちゃくちゃ理解しました!ホントそう」といった声が届いた。
■「自費で行けよ」疑問や反論
その一方で、「自腹で旅行に行くなら誰も批判しないよ、増税するんなら政党助成金は国庫に返すべき、税金は1円も使わずに旅行を楽しんでください」「仕事で行っている最中に取る写真ではないことを理解できてない?」「観光して記念写真撮影したいなら休みとって自費で行けよっていうシンプルな話」「長々書いてるけど、38人も行く必要あるの?」と疑問や反論の声も寄せられている。
■仏研修旅行について擁護
公金が入ってるって言い出したら、公共事業の請負業者もそうだし、学校の先生も遊べなくなる。学者も出張ついでの観光は抜きに。むしろ仕事をいきいきと楽しんでやってほしいと思うな。若者の政治家を増やそうって言ってるんだから。エッフェル塔では写真は撮らないように、って次から指導するのかね。
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) August 1, 2023
]...以下引用元参照
引用元:https://news.nifty.com//article/entame/showbizd/12189-2477484/