■優秀なライバルに勝つためのシンプルな戦略
JR品川駅のコンコースに設置された数十台のディスプレイに「今日の仕事は、楽しみですか」の大きな文字が表示され、それを「社畜回廊」と名づけたSNSの投稿が拡散・炎上する騒ぎが起きた。「つらくても仕事を頑張っているひとを傷つける」などと批判されたが、よく考えるとこの論理はおかしい。なぜ「仕事が楽しみ」ではいけないのだろうか。
OECD(経済協力開発機構)をはじめとするあらゆる国際調査において、「日本人は世界でいちばん仕事が嫌いで、会社を憎んでいる」という結果が繰り返し出ている。しかもこれは2000年代以降の「ネオリベ(新自由主義)改革」のせいではなく、バブル絶頂期の1980年代ですら、日本のサラリーマンよりアメリカの労働者の方がいまの仕事に満足し、友人に勧めたいと思い、生まれ変わったらもういちど同じ仕事をしたいと考えていた。
日本では右も左もほとんどの知識人が、年功序列・終身雇用の「日本的雇用」が日本人(男だけ)を幸福にしてきたとして「(正社員の)雇用破壊を許すな」と大合唱していた。しかし現実には、日本的雇用が日本人を不幸にしているのだ。
ではどうすれば、この罠から抜け出すことができるだろうか。ここではそれを考えてみたい。
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引用元:https://news.nifty.com//article/magazine/12126-2468376/