投稿の反響について、レジャバ駐日大使は「『隣の席が空いているから問題ないだろう』と思っていたので、ここまで反響があるとは思わなかった。寄せられた意見のうち、95%は『空いているなら、優先席に座ってもいい』というものだった。大勢の人が“空いているなら座っていてもいい”と考えていたことを実感した。同時に、『“譲ってほしい”と声をかけられない人もいるから、座らずに空けておかないといけない』と知ったことは学びとなったので、さまざまな意見を取り入れて、今後は電車に乗りたいと思っている」と話し、この話にジュニアは「ニュースを見ている限りだと、レジャバさんの意見に賛同している人よりも、否定的な意見を持つ人の方が多いように思っていた」と驚いていた。
また、番組では世界各国の優先席事情を紹介。優先席のあるアメリカやイギリス、中国で話を聞くと、「“優先”であり、規定ではないから、好きにしたらいいんじゃない?」「優先席が必要な人がいないのに、座れないのは理不尽」「混んでいるのに座らないのは不思議」と意見が飛び出す中、韓国では「優先席に健康な人や若者が座っていると、警察に通報されることがある」と他国とは異なる文化が判明。一方で、優先席のないフランスでは「譲ってほしい時は自分から声をかける。『疲れているから譲って』というやりとりもある」と事情が明かされるなど、各国のさまざまな声を紹介した。
さらに、“優先席の使い方”について、出演者でトークを展開すると、「空いているのであれば普通に座る。座っていたことで注意を受けたこともない」「混んでいなかったら座って、乗車率が上がってきたら立つ」「座ったことがない。電車内では本を読んだり携帯電話を見ていたりするので、人が乗ってくる度に困っている人がいないか確認するのはストレスに感じるから」と多様な意見が噴出。ジュニアは「レジャバさんへ寄せられた声のように、日本でも『空いているのであれば優先席に座ってもいい』と本音では思っている人も多くいるけど、他人の目があるから座らないでいるんだろう」と推測した。
また、レジャバ駐日大使が来日して驚いたこととして、「日本人は、社会の目をとても気にしていて、“他の人がやっていないことをやっちゃいけない”“みんなにあわせなきゃいけない”と思い込みすぎている人が多いように感じる」と話すと、元お笑い芸人で現在は演出家のマンボウやしろは「海外の方に、『昼間の日本人は自己主張をせず、気を遣って生きているのに、夜は別人になる。違う国なのでは? と思うくらい、繁華街で大騒ぎしてる。そのギャップについていけない』と言われたことがある」とコメント。レジャバ駐日大使も「確かにそうかもしれない(笑)。時間がかかるけど、仲が深まるにつれ相手の素がどんどん分かってきて面白い」と相槌を打っていた。
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引用元:https://news.nifty.com//article/entame/movie/12119-2411944/