借りて住みたい街・葛西1位　比較的安価＆アクセス良好　人気エリア東京の西から東へ【グッド！モーニング】(2025年3月3日)ANNnewsCH

■比較的安価＆アクセス良好

　物件への問合せ数を駅別に集計して発表される「LIFULLHOME’S住みたい街ランキング」。今年はコロナ禍で人気を集めていた神奈川県の本厚木を抑え、東京メトロ東西線の1路線のみが止まる葛西が首都圏で1位となりました。

10年以上葛西在住の人（30代）
「やっぱり住みやすくて、気づいたら住み続けている」

　東京23区の中でも、下町が集まる城東エリア（皇居から見て東）の駅が1位となるのは初めてです。

LIFULLHOME’S総研　中山登志朗副所長
「交通利便性が非常に高い。大手町に20分程度でアクセスが可能。快速が止まらないので、賃料相場が比較的安価というのがポイント」

　葛西のワンルーム、1K、1DKの平均家賃相場は7万7000円と23区内では抑えめで、進学や就職などで初めて都内に居住する人たちに特に人気だといいます。

　魅力は家賃以外にもあります。

10年以上葛西在住の人（30代）
「スーパーはいろんな所にあり、しのぎを削っていて、比較的安いかなという感じ」

　駅周辺にはリーズナブルな店や24時間営業の店のように、多くのスーパーマーケットがそろっています。

30代
「公園がすごく多いので、子育て、子どもと遊ぶ所にも困らない」

　葛西臨海公園など10以上の公園もあり、自然と触れ合うこともできます。

20代
「飲食店、おいしいご飯屋とかが結構いっぱいある。毎日の生活は葛西で事足りる」

■住みたい街の「都心回帰」

　専門家によると、コロナ禍が落ち着いたことで、住みたい街の「都心回帰」が始まっているといいます。

　しかし、かつてのランキングで上位の常連だった三軒茶屋や恵比寿、吉祥寺といった西側や南側のエリアの駅の人気はまだ回復していません。その理由は…。

中山副所長
「コロナ禍後に家賃も生活費も全般的に上がっているのに、賃金はあまり伸びていないというケースがまだ多い。住みたい街も便利な割に賃料水準が安価な街に人気が集まっている」

（「グッド！モーニング」2025年3月3日放送分より）
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