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【ニュース】なぜ?海外で安い“日本のコメ” 国内と価格逆転 海外産の「こしひかり」も#shortsANNnewsCH

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コメの価格が高騰するなか、海外で日本のコメが5キロ2000円台で売られ、日本よりも安くなる逆転現象が起きています。何が起きているのでしょうか?

■海外のほうが日本より安い逆転現象
アメリカで売られている“Koshihikari”(コシヒカリ)は5キロ約3450円。台湾の「秋田小町」(あきたこまち)は5キロ約2600円。マレーシアでは5キロ約970円のものまであります。(価格は2月27日時点)

国内ではコメの価格高騰が続くなか、円安にもかかわらず、海外のほうが日本より安い逆転現象が起きています。

2月27日、都内のスーパーでは茨城産のコシヒカリが5キロ税込み4968円。新潟産のコシヒカリは税込み5378円と、高止まりが続いています。

東京都のコシヒカリの平均小売価格はおととしの12月は5キロ2386円でしたが、先月は4185円に。7割近く高くなっています。

買い物客
「やっぱりコメは主食だからね。高くたって買わざるを得ない」

買い物客
「本当に高くて、コメを控えたりパスタ類にしたり、そういう工夫はしている」

 店も頭を抱えています。

スーパーイズミ 五味衛社長
「(コメの価格は)もう例年のほぼ倍ですよね。売れ行きのほうも売れないし、勧められない。つらいですよね、商売しているほうは」

■なぜ…?海外のほうが安い状態に
海外で安い日本のコメ。イギリスでは富山産の「こしひかり」が5キロ約4170円、アメリカでは北海道産の“Nanatsuboshi”(ななつぼし)が5キロ約3750円、台湾では新潟県魚沼産「越光」(コシヒカリ)が5キロ約3470円。

円安に加えて、輸送費や関税などが余計にかかるはずなのに、海外のほうが安い状態になっている日本のコメ。一体、なぜなのでしょうか。

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