トランプ大統領、イギリス首相と会談　ウクライナ鉱物協定で「ロシア再侵攻ない」【もっと知りたい！】【グッド！モーニング】(2025年2月28日)ANNnewsCH

■トランプ大統領、英・スターマー首相と会談

　日本時間の28日午前5時半ごろ、ホワイトハウスで行われたイギリス首相との共同会見で、トランプ大統領は次のように述べました。

トランプ大統領
「鉱物資源を巡る協定がアメリカとウクライナとの将来の継続的な関係性の基盤を築いていくでしょうし、ウクライナの自国再建の支援となるでしょう」

　会談では「和平協定が結ばれれば、ロシアのプーチン大統領が再び侵攻に踏み切るとは考えていない」と楽観的な見方を示しました。

スターマー首相（62）
「私たちは平和を勝ち取らなければいけません」

　ウクライナとの和平交渉はどうなるのでしょうか。

■トランプ大統領「不満なら放出」

　26日、第2次トランプ政権となって初めて開かれた閣議。閣僚たちが勢ぞろいするなか注目されたのは…。

トランプ大統領
「イーロン。今、何をして無駄をどれだけ削減しているか説明してくれませんか」

　トランプ大統領に発言を促されたのは、閣僚ではない「政府効率化省」のトップ、イーロン・マスク氏（53）です。

　スーツ姿ではなく、Tシャツにジャケット姿。トランプ大統領のスローガン「アメリカを再び偉大に」と書かれた帽子をかぶっています。

マスク氏
「政府効率化省チームの全体目標は、維持不可能な国家の約300兆円の赤字への対処を支援することです。我々が支出削減に取り組まなければ、アメリカは破産してしまいます。150兆円を節約できます。これは予算のおよそ15％に相当します」

　記者から「マスク氏への不満は出ていないのか」と問われると、次のように話しました。

トランプ大統領
「まず、閣僚に聞こうではありませんか。イーロンに不満を感じている者は？もしいれば、ここから放り出します」

　トランプ大統領の発言に、閣僚たちは賛同の拍手を送ります。

　笑いが起きるなか、ぎこちない表情の閣僚もいました。しかし、トランプ大統領は、こう話します。

トランプ大統領
「彼らはイーロンや彼の仕事ぶりを大変尊敬しています。意見が異なる者もいますが、総じていうと、全員満足どころか感動しているはずです」

■国会議員が忠誠合戦…大統領の巨大彫刻に追加案

　そんなトランプ大統領を巡って、こんな話題もあります。

ウォール・ストリート・ジャーナル（26日）
「トランプ空港、トランプの日。忠誠派の共和党議員が、こびた法をつくろうとしている」

　先月24日にマクダウェル下院議員は、ワシントンの玄関口となっているワシントン・ダレス国際空港の名称をドナルド・J・トランプ国際空港へ変更する法案を提出したと発表しました。

　ほかにも、テニー下院議員はトランプ大統領の誕生日である6月14日を国家の祝日とする法案を提出しました。さらに…。

ルナ議員（35）のホームページ（先月28日）
「速報：ルナ議員、トランプ大統領をラシュモア山に刻む法案を提出」

　ラシュモア山には、4人のアメリカ大統領の顔が刻まれています。ここにトランプ大統領の顔を刻もうというのです。

法案を提出したルナ議員
「ラシュモア山は、我が国の自由と強さの永遠の主張であり、トランプ大統領の偉大な功績を反映するのにふさわしい場所です。彼はジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、エイブラハム・リンカーン、セオドア・ルーズベルトのような偉大な大統領として永遠の記憶となるでしょう」

（「グッド！モーニング」2025年2月28日放送分より）
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp