【ニュース】イワシ異例の大漁　漁獲量200倍で「1尾10円」臨時セール　三浦半島で春の訪れ#shortsANNnewsCH

■漁獲量200倍　「1尾10円」臨時セール

　11日、都内の鮮魚店には「いわし1尾10円」という目を疑うような貼り紙がありました。

イワシを30尾購入した人
「20尾だったのを30尾にしちゃいました。安すぎですよね。家族が多いので、一食分助かっちゃいますね」

　驚きの安さで販売できる理由は…。

　次から次へ水揚げされる網いっぱいのイワシ。神奈川県・三浦半島で9日は30キロほどだった漁獲量が、11日はなんと200倍の6トンの大豊漁でした。

田無漁港直売所　早津茂久社長
「6トンっていうのを受けて、 これはもう祭りだ。イワシがきたお祝いだな」

　この鮮魚店では定休日を返上し、臨時のイワシセールを開催しました。

　まさかの値段に、客の中にも急きょ予定を調整してきたという人がいました。

イワシを10尾購入した人
「ちょうど午後4時だっていうから、午後4時に終わるように来た。このためですよ、もちろん。10円だもん」

　販売を開始すると、すぐに人だかりができました。

イワシを20尾購入した人
「安いよね。（いつもは）8尾で500円。1尾10円で200円（20尾）。生きがいいのがうれしい」

最後のイワシを購入した人
「10円って安すぎるよね。全部買い切った！（12尾で合計）120円。1尾の値段かと思った」

早津社長
「終わった、終わったー。売り切れたよ。1時間で売り切れたよ。びっくり！」

　300尾以上あった10円イワシは飛ぶように売れ、およそ1時間で売り切れました。

早津社長
「お客さんが喜ぶ顔を見て、やっぱりイワシがこんなにおいしいんだと言ってもらえるようなお客さんを増やしていきたいと思います」
「今年は多分、イワシ増えるんじゃないですかね。10円で毎日売れるかもしれません。期待を込めて」

（「グッド！モーニング」2025年2月12日放送分より）