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■巨大な一つの穴に…未明の崩落
穴が一気に巨大化したのは30日未明。2つ空いていた穴ですが、崩落で結合し、1つの大きな穴になりました。その後も少しずつ亀裂が入っていき、さらに大きくなりました。
一連の崩落が原因なのか、穴の中には新たな被害が発生していました。滝のような勢いで水が流れ出ています。現場の位置関係をみると、漏水している部分はちょうど八潮市の雨水管の位置と重なります。大量の水が流れ込めば、さらなる崩落の危険が高まります。救助活動はアプローチ方法の変更を余儀なくされました。
八潮消防署 佐藤徹司署長
「今後の活動は、安全な場所から重機を使用してスロープを作り、完成後、重機を投入する方針」
そうして始まった新たな作業が“スロープ造成”です。穴に向かって長さ30メートル、幅4メートルの緩やかな坂を作り、ショベルカーのような重機を入れるためだといいます。石灰をまいて軟弱な地盤を強化しながら作業が進められていきます。
■現場の下水減らせるか 緊急放流
現場から離れたところでも救助活動を進めるための支援が行われています。未明から始まった緊急放流。事故現場の地下に流れ込む下水を減らすため、下水を消毒したうえで、河川や用水路などに流しています。
放流地点の下流に住む住民
「しょうがないと思います、これは。水道を使えない人のほうがもっと大変(現場)近くにいる人が。あそこを直さない限り無理だから。それは別に我慢するしかない」
避難が続く住民たちも今は我慢の時かもしれません。
自宅が陥没穴の目の前 木下泰伸さん
「今の状況がここでは見えない。今はこうなっています、これからこうなりますということを早く聞きたい。安心感というか…。(今後も)続くとなると、私たちも生活があるし不安がある」
■下水道管の調査“ドローン”など駆使
今回のような事故は、他の場所で起きてもおかしくありません。大きな被害につながった要因は、排水量の多い巨大な下水道管が破損した可能性が指摘されています。国交省が、東京など7つの都府県に対して下水道管の緊急点検を要請したのもそのためです。
ただ、すぐに全てを点検できるわけではないのが実状です。自治体などから委託され、下水道管の調査を行う民間会社『NJS』がドローンで撮影した映像を見ると、管の内部は天井が変色しているのが分かります。
NJS 坂井貴彦企画広報室長
「この管はここのコンクリートの肌が溶けて、下水道の中は硫化水素という有毒ガスが発生するが、有毒ガスがコンクリートの肌を溶かしていく」
また、別の管は老朽化で天井部分にひび割れが。こうした場所から下水道管が破損し、陥没事故につながっていくといいます。
巨大な下水道管を調査する際は、水上走行型のドローンを使うことが多いといいます。理由は、例え人が中に入れる広さがあったとしても、かなりの危険を伴うからです。
NJS 坂井貴彦企画広報室長
「流れが速いということと、硫化水素が人体に有害なので危険で、ここ(下水道管)に人が入ることは難しい」
(Q.調査が必要でもドローンの数などで一気にできるわけではない)
「日本の下水道管の延長は非常に長く、全部調査するにはおそらく何十年もかかると思う」
■流出止まらぬ“水の正体”は
巨大な穴の中はどうなっているのか、県の調査で徐々に分かってきました。
今回、破損したと可能性が指摘されている下水道管は深さ10メートルの地点にありますが、それ以外にも、地上近くには八潮市用水の管。その下に雨水管や水道管、ガス官など様々な管が通っています。
この2日間、穴に水が流れ込んで救助活動が困難な状況となっていました。この水はどこから流れ出ているものなのでしょうか。
埼玉県の担当者
「現在、雨水幹線から穴に水が流れこみ、いつまでも状況が変わらない」
雨水管はブロックがつながって管になっています。下の土が崩れたことでつなぎ目がずれた所柄水が流出しているとみられます。
埼玉県の担当者
「30日夜中に水が流れる元を止める作業をする。これで状況が格段に良くなると思う」
■晴天続きでなぜ?“雨水流出”
かなりの水量が雨水管から出ていますが、現場周辺の1月の雨量は約30ミリで、あまり降っていません。
埼玉県の担当者
「これだけ大量の雨水が流れ出るのは不思議。雨水以外にも管には色々な水が入っている可能性があり、原因を調査中」
県はとにかく雨水を止めて、重機の通り道となるスロープを完成させて、転落した男性の救出作業を進めたいとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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