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■養鶏業者「恐怖に駆られる」
20日、農水省に集められたのは各都道府県の担当者たちです。
江藤農水大臣
「このような会議を開かなければならないほど、緊急事態だということで。昨日は一日で7例発生。過去に経験がありません」
鳥インフルエンザの急拡大に、江藤農水大臣は危機感をあらわにして全力で対応にあたるよう求めました。
特に懸念されるのが、その感染スピードです。発生件数が過去最大となり、卵の価格も高騰した2年前の「エッグショック」と呼ばれた時期と比べると、今シーズンの発生件数自体は多くありませんが、今年に入ってから急激に増加しています。
千葉県では今月12日以降、銚子市と旭市の7つの養鶏場で鳥インフルエンザウイルスの感染が相次いで確認されていて、県は215万羽の処分を進めています。食用の卵を産むニワトリの数が全国トップの千葉県。単純計算で県全体の15%のニワトリが殺処分されることになります。
隣の埼玉県にある養鶏業者は、このように話します。
埼玉県内の養鶏場経営者
「感染が急激に広がっているので、毎日不安でならない。朝になると『死んでいたらどうしよう…』って、恐怖に駆られながら。全国の生産者も今そんな状況ですよ」
多い時で一日に300個の卵を使うオムライス店。
リトルヤミー 結城良宏代表
「(2年前の)エッグショックよりはまだマシなんですけど、業者さんからは『ここからまだ(値段が)上がり続ける』とは言われています」
Mサイズ1キロあたりの卵の価格は現在250円。2年前の350円よりは安い水準ですが、今後の感染状況次第ではエッグショックが再来する恐れもあります。
結城代表
「(仕入れ先から)『価格が上がってしまうのは申し訳ない』と。3割ぐらい上がってしまうかもしれないという話は聞きましたね」
■気温上昇が今後のカギ
しかし、なぜ急に感染が広がったのでしょうか?
北海道大学 迫田義博教授
「今シーズンの年末までの特徴は、野鳥におけるウイルスの検出は早かったんですよ。(ただ)2シーズン前と比べると、各県における養鶏場の発生件数は年末までかなり少なかった」
迫田教授によりますと、野鳥の間での感染は2年前と同様に広がっていましたが、業者の対策によって養鶏場への感染は防げていたと言います。
そんななか、愛知や千葉など一部の地域で起きた感染の拡大。ただ、発生箇所が全国に点在しているわけではないので、まったく歯止めが効かない状況ではないということです。
迫田教授
「ほかの地域でも感染が拡大しないような対策を徹底すれば、最悪のシナリオを避けることはできると思います」
今後は気温の上昇もカギを握る可能性があります。
迫田教授
「これから暖かい春を迎えて(野生の)鳥たちが早めに北に帰れば、結果として鳥インフルエンザのリスクのあるシーズンは短くて済みますし。(逆に)寒暖差が激しかったりすると鳥も大陸のほうに渡って戻ったり、また飛んで来たり、そういうことも多くなるのでリスクもある」
(「グッド!モーニング」2025年1月21日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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