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「執行部の戦略ミス」石破総理に責任を求める声 “2000万円問題”揺れる自民【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2024年12月9日) -芸能ニュース/炎上まとめ

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「執行部の戦略ミスだった」など責任を問う声が噴出しました 自民党は党の立て直しのため、衆議院選挙の落選者と会合を行いました。

■落選議員との懇談会 党幹部への厳しい意見も

 自民党本部で8日、いわゆる裏金問題で党から処分を受け、衆院選で落選した衛藤征士郎前衆院議員 (83)は 「いわゆる裏金の問題は自由民主党としては終結しました。完了しました。“終結宣言”“完了宣言”私はすべきだと思う」と述べました。

 党本部にずらっと並んだ石破総理ら党幹部。出席者を見てみると、議員バッジが付いていません。行われていたのは、落選した議員らおよそ90人との懇談会です。

石破総理
「党が国家のために、国民のために尽力できるように、みなさまの意見をお寄せください」

 出席者には、安倍派5人衆の1人である高木毅元国対委員長(68)や、選挙時に現職の大臣だった牧原秀樹前法務大臣(53)の姿もありました。

 開始前には笑顔で言葉を交わしていましたが2時間半に及んだ懇談会で飛び出したのは、党幹部への厳しい意見や恨み節でした。

東京11区落選 下村博文元文科大臣(70)
「衆議院選挙は執行部による決定的な戦略ミスである。執行部が、石破総裁が、政治とカネの問題についてはケジメを付けて」

 下村氏は、自らも処分を受けた「政治とカネ」について、「ケジメ」という言葉を使って石破総理に責任を取るよう迫りました。中でも、語気を強めたのは2000万円問題です。

下村氏
「2000万円問題が出てから、空気が一瞬で変わった。私自身も落選につながったと思っていますし、(懇談会で)そのことへの発言はたくさんありました」

■維新が大阪全19選挙区勝利 自民関係者「改革を」

 党本部が非公認候補の政党支部に2000万円を支給していたこの問題は、選挙戦の終盤で明らかになりました。

 大阪では、19ある選挙区すべてで日本維新の会が勝利。自民党関係者が当時の影響の大きさを話します。

大阪の自民党関係者
「(当初)維新の勢いはそう感じられませんでした。選挙区でも4つ5つは勝てそうでしたし。ところが2000万円の問題が出てから急転しまして、自民党の改革よりも自民党事務局の改革を先にしないと」

 周囲に手を振ったり、挙げたりしながら、党本部を後にした石破総理。衆院選から1カ月以上が経過した今も、落選した議員との間のしこりは残ったままのようです。

■野党一本化の影響は? 専門家に聞く

 一方、野党は党を超えた動きが出てきました。

 立憲民主党・野田佳彦代表と日本維新の会・吉村洋文代表が、8日に出演したテレビ番組で明かしたのは、来年の参議院選挙の1人区で野党候補を一本化するというもの。この話を受けて、国民民主党がすぐさま反応しました。

国民民主党 玉木雄一郎議員
「話は伺ってみたいなと思いますが、(国民民主党)は1人しか1人区に立てていないので、重ならないと調整の必要性も出てこない」

 野党の一本化について、政治ジャーナリスト・田崎史郎氏は「他の政党がどうするか、共産党がどうするかという問題が残っているんです。全野党が1人の候補者に絞るってことになれば、自民党にとっては大きな脅威になると思います」と指摘しました。

(「グッド!モーニング」2024年12月9日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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