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トランプ氏、ウクライナ・ゼレンスキー大統領らと会談 停戦へロシアと2方向圧力か【グッド!モーニング】(2024年12月9日) -芸能ニュース/炎上まとめ

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ロシアが攻勢を強めるウクライナの戦況を巡り、アメリカのトランプ次期大統領が停戦実現に向けて動き始めました。

■トランプ次期大統領がフランスで3者会談

 トランプ氏は日本時間7日、訪問先のフランスでマクロン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領との3者会談を行いました。

 会談後、ゼレンスキー大統領はSNSで「良好かつ生産的な会談だった。力による和平は可能だ」と投稿しました。これを受けて、トランプ氏も「直ちに停戦し、交渉を開始すべきだ」と投稿しました。

 ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始してから、すでに2年半以上が経過するなか、はたして停戦は実現するのでしょうか。ついに動き始めたトランプ氏の戦略とは?

■早期停戦の実現は可能か? 専門家に聞く

 トランプ氏は「大統領就任から24時間以内に戦争を終わらせる」と宣言し、停戦実現に向けて動き始めました。

 先週、ロシアによるウクライナ侵攻の終結に向けた担当特使として、第一次トランプ政権で副大統領補佐官を務めたキース・ケロッグ氏を起用すると発表しました。

 ロイター通信によると、キース・ケロッグ氏は 「ウクライナのNATO(北大西洋条約機構)加盟を長期間先送りにする約束と引き換えに、和平協議をロシアに迫る。現在の戦線に基づいて戦闘を停止する」と停戦案を提示しました。

 この停戦案について、専門家は「和平交渉のテーブルにロシアとウクライナを着かせるため、2方向に圧力をかけている」と指摘します。

国際政治学者 六辻彰二氏
「ウクライナには『武器供与を削減する』、ロシアに対しては『ウクライナ向け支援を増やす』。両方に向けて強い圧力を加えることで、とにかく和平を実現させようということ」

 一方、ゼレンスキー大統領は先月、NATOへの加盟が認められれば、停戦のためにロシアに占領されている地域を一時的に放棄する可能性について、初めて言及しました。早期の停戦は実現するのでしょうか。

六辻氏
「(ケロッグ氏の停戦案は)停戦協議そのものは、スタートするかもしれませんけれども、トランプ氏あるいはアメリカの提案にそのまま乗っかるようなことは、プーチン大統領は国内的には避けたい。協議の席に着けば、経済制裁緩和しますよとか、アメも提供しないことには、そう簡単に結論は出ない」

(「グッド!モーニング」2024年12月9日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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