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■新米の価格上昇 5キロ2800円が3400円に
都内のコメ専門店には、たくさんの新米が並んでいます。産地も千葉、長野、宮城、北海道、新潟と全国各地の新米が店頭に並び始めています。
安堵(あんど)できる光景が帰ってきました。
篠原ライス 篠原秀久代表取締役
「今年、非常に品質が良いので。お客様も、それを楽しみに買いに来られる方が非常に多いですから。やはり、新潟のコシヒカリ。今年は皆さん大勢、召し上がっていただきたいと思います」
スーパーにも並び出したコメ。一時の品薄状態は解消に向かっています。
しかし、価格は右肩上がりに上昇を続け、8月は前の年の同じ月と比べて、およそ17%上昇し、1万6000円を超えています。
取材したコメ専門店でも、長野県産のコシヒカリは去年5キロ2800円だったものが3400円になりました。
篠原代表取締役
「(新米の価格は)物にもよりますけども、1.3倍から1.5倍ぐらいまで、物によって値段が変わってますね」
今後のコメの価格は…。
篠原代表取締役
「今年のおコメに関しては、今の価格が維持されるか、下がったとしても多少下がるかなというぐらいだと思います」
■破格の値段「古米」 注意点やリスクも
そんななか、大手フリマサイトでは5キロあたり2000円を切る破格の値段で販売されるコメがあります。
売られているのは「古米」や「古古古米」です。
「古米」は新米からみて前の年に収穫されたコメ。年を越すごとに「古」が増え、「古古古米」は3年前に収穫されたものです。
口にしたという人たちからは…。
男性
「味が落ちるけど食べることはできる」
女性
「(新米と比べると)味はもちろん、水分量も粘り気もツヤも違う」
こうした「古米」は、大手フリマサイトで多く取り引きされています。
先ほどのコメ専門店でも、室温は15℃前後、温度と湿度が管理された倉庫で保管され、飲食店向けに出荷しています。
古米の注意点についてはこう話します。
篠原代表取締役
「常温で管理していたものに関しては、かなり劣化も進んでいると思います。特に今年は高温もありましたし、湿度も高かったですから。おコメは温度変化に弱いというのもありますので。味もそうですけども、品質的に非常に落ちている」
さらなるリスクもあるといいます。
篠原代表取締役
「虫が出てしまったりとか、カビですとかいろんな心配がありますから。安心してご飯を召し上がっていただくには、やはり専門店であったりスーパーであったり、食品を販売しているところでお買い求め頂くのが一番だと思います」
(「グッド!モーニング」2024年10月4日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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