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いつ北米に移動?“アジア起源の恐竜”が持つ重要性 兵庫で発掘の化石『新種の角竜』【報道ステーション】(2024年9月4日) -芸能ニュース/炎上まとめ

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兵庫県丹波篠山市で2007年に発掘された恐竜の化石が新種の恐竜のものだと判明しました。その名は“ササヤマグノームス・サエグサイ”。この発見で、1億1000万年前の地球の姿が見えてきました。

■17年の時を経てまさかの判明

兵庫県丹波篠山市。約1億1000万年前の地層から2007年に見つかった恐竜の化石が、新属新種の角竜類だと分かりました。

兵庫県立 人と自然の博物館 田中公教主任研究員
「“角竜類”は後期ジュラ紀から白亜紀の終わりごろまで、北半球で広く繁栄していた恐竜。最も有名なのは北アメリカのトリケラトプスが代表例になる」

大きな角と巨大な襟飾りが特徴の北米大陸に生息したトリケラトプス。その仲間、初期の角竜類は、小型で二足歩行だったと考えられています。

今回の化石は全長80センチほどで、体重は約10キロと推定されています。

兵庫県立 人と自然の博物館 田中公教主任研究員
「この化石を古い時代までたどっていくと、どうやら角竜類はそもそもアジアで誕生したらしい。これまで主に中国とモンゴルと韓国などで発見されていました」

しかし、日本で見つかったことはありませんでした。発見したのは地元の地学愛好家・足立洌さん(81)です。最初は恐竜の化石とは思わなかったそうです。

地学愛好家 足立洌さん
「最初は貝の化石かなと思ったんです。ホタテ貝の筋があるでしょ、表面に。ホタテ貝にはね。ああいう峰みたいなものが3~4本並んでいた。まさかそれが歯だとは思わなかった」

しばらくは何の化石か全く分かりませんでしたが、博物館と岡山理科大学などの研究グループが、発掘された17点の化石を調べたところ、新属新種だったことが分かりました。

博物館の来場者
「まさか新種で発表されてびっくりで。時間があったので見に行こうかなと来ました」
「こんなちっちゃい恐竜がおるというのが結構意外。ペットにしたいくらい」
「確かにいいやん。かわいいわ」
「僕は恐竜が小さいころから好きで見てたんで、こんないっぱい新種が出てくるのは、すごくうれしいなと思います」

■見つけた場所は“化石の宝庫”

今回の発見は、非常に大きな意味を持つといいます。

兵庫県立 人と自然の博物館 田中公教主任研究員
「アメリカの動物とつながりがあったと初めて教えてくれた化石。動物がどう大陸を移動して分布域を広げていたのか。我々に結果をもたらしてくれた非常に重要な化石」

発見された場所は、丹波篠山市と丹波市にまたがる篠山層群と呼ばれる地層です。

兵庫県立 人と自然の博物館 田中公教主任研究員
「篠山層群から見つかる恐竜は様々な種類がいる。多様性が分かったのが大きなポイント。大きな恐竜や小さな恐竜、色んな恐竜が一緒に住んでいた可能性があると分かりました」

篠山層群では、これまでにも新種の化石が見つかっています。1つは、2006年に発見された『タンバティタニス』。和名で『丹波竜』と名付けられ、実物大のモニュメントが作られています。そして、2010年と翌年に見つかった、鳥に近い恐竜『ヒプノヴェナトル』です。

丹波竜の発見にも関わった、足立さん。今後の活動にも一層力が入ります。

地学愛好家 足立洌さん
「篠山層群ははっきり言って日本一だと思いますね。自分たちが寝ているその下の地層も篠山層群。そんなところに恐竜がいるかも分からない。私はいつでも掘りたくなりますよ。これ見たらよだれが出ます」

■“アジア起源の恐竜”いつ北米に

兵庫県立人と自然の博物館によると、角竜類であるササヤマグノームスは、トリケラトプスの“仲間”ですが、生息していた時代や場所が違います。

トリケラトプスが生息していたのは北米大陸で、約1億年前~約6600万年前の白亜紀後期。もともと角竜類は北半球に広く分布していて、最古の化石は1億6000万年前~約1億4500万年前のジュラ紀後期。中国の地層から見つかっていて、アジア起源の恐竜だと考えられています。

角竜類がアジアから北米大陸に渡った時期は、これまで約1億2600万年前~約1億年前の間と考えられていましたが、今回、ササヤマグノームスが発見されたことで、その時期が1億1000万年前頃だった可能性が出てきました。

ササヤマグノームスが生息していたとされる1億1000万年前の地図を見てみると、ユーラシア大陸と北米大陸は『ベーリング陸橋』によってつながっていたとされています。

今回、ササヤマグノームスの系統を解析した結果、アメリカの角竜類と近い関係であることが分かりました。

1億1000万年前ごろは、地球が極端な温暖化で、ベーリング陸橋の辺りは氷がなく、広大な森林が広がっていて、渡れる状態だったとみられています。角竜類同士で食べ物をめぐる競争が激しくなって、生息域をどんどん拡大していくなかで、北米に移動した可能性あるということです。

兵庫県立 人と自然の博物館 田中公教主任研究員
「島国の日本では、これまで化石が見つかりにくいと言われていた。しかし最近は保存状態の良い化石が次々に発見されている。アジアの最東端に位置する日本は、恐竜の研究にとって非常に重要な場所」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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