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「事務職はいらない」と発言し、謝罪です。問題となった発言がこちら。
熊本県 木村敬知事
「足りていてどうしようもないのが、一般事務とかはいらないんですよ。そういう若者を育ててはいけない、僕らは。教育長には過激な言い方だけど、普通科なんかいらないと僕は思っているんです」
知事が問題となった発言をしたのは、今月20日。熊本県の産業界の人材確保に向けた会議。
建築業などで人手不足が深刻化する一方で、事務職に人気が集まっている現状について言及。一般事務はAI(人工知能)が代行するようになるとして、医療や福祉など、エッセンシャルワーカーの重要性を強調しました。
木村知事は、この発言を巡り22日、定例会見で謝罪しました。
木村敬知事
「公開の会議だったということで、それがどう切り取られるかというところを十分に踏まえていなかったところについては申し訳なく思います。発言についてはしっかりと気を付けて参ります。訂正しておわびしたいと思います」
「一般事務はいらない」「普通科なんかいらない」。その発言の真意を記者に問われると…。
木村敬知事
「(Q.様々な受け取られ方をしてるが、改めて知事の真意を伺いたい)私の発言が十分真意を伝えきれずにいたところで、ご不快な思いをされた方がおられたと思います。事務職をなくすとか、県内の普通科高校を全廃するとか、そういうつもりは全くございません。エッセンシャルワーカーの人をもっと増やしたいという思いのなかで、ああいう発言でしたので、そこは訂正しておわびしたいと思います」
■水俣病問題や五輪めぐっても物議
木村知事の発言を巡る問題は今回だけではありません。
水俣病懇談会で、環境大臣がマイク切った問題に関しても…。
木村敬知事
「事実上、つるし上げになってるんですよ、大臣も環境省も」
物議をかもし、後に訂正。
パリオリンピック、バドミントンの熊本県の代表選手へねぎらいの言葉を贈った際には…。
木村敬知事
「バレーの何とかさんみたいに、五輪が終わったらすべて終わりみたいなのじゃなくて」
“何とかさん”は、熊本県出身の女子バレー・古賀紗理那選手を指した発言だとしています。
物議をかもす発言に知事は…。
木村敬知事
「場と立場をわきまえて、なるべく、これからはトゲのある発言を避けることに尽きる」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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