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“100年に一度”アオノリュウゼツランが開花 再び花は咲く?儚い運命の巨大植物【Jの追跡】【スーパーJチャンネル】(2024年8月17日) -芸能ニュース/炎上まとめ

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横浜・上永谷の中央分離帯に突如現れた巨大植物「アオノリュウゼツラン」。およそ2カ月間追跡し続け、ついに待望の開花!見物人から「この後どうなる?」という疑問が…。追跡調査すると、この花が“幻”と言われるもう一つの理由が見えてきました。

兵庫県豊岡市の水族館で話題になっていたのは、人間の言葉が分かる“天才トド”。50の言葉を聞き分けて行動し、日本一の称号を持ちます。さらに、2つの指示を同時に出すと、自分で考えたように新たな動きを見せます。専門家に見てもらうと驚きの見解が!

■ついに開花! 新聞を個人で作成する人まで現れる

横浜市港南区の中央分離帯に突如、現れた“100年に一度咲く”との異名を持つアオノリュウゼツランが今、見頃を迎えています。

話題のきっかけは6月の初め、SNSに投稿された一枚の写真。半月後には、まだ小さなつぼみでしたが、その後、先端が膨らんでいき、今月中旬についに開花しました。

そして、取材を始めておよそ2カ月。3分の2程度が花をつけ、ほぼ満開となったのです。脇から生えた株も花をつけていました。

中央分離帯の半分は見物人で埋め尽くされ、その白熱ぶりに誘導員まで動員される異例の事態となっていました。

一方、リュウゼツランフィーバーにあやかって、近くの弁当店は多くの客が詰めかけます。

客が持っていたのは、リュウゼツランの開花が条件の100円引きクーポン券。

ほっかまんてん環二上永谷店 益田竜也店長
「見に来ている人もすごく多くて、大分(売り上げが)上がっていると思います。(リュウゼツランに)感謝!感謝です!」

咲き誇るリュウゼツランの近くでは、リュウゼツランのことを書いた新聞を個人で作る人まで現れました。

近くで写真店を営む、北原康裕さんは毎日、リュウゼツランを撮り続けていました。

北原さん
「全国的にこの町の名を広めることになったので、これを活用しないわけにはいかないなって」

これまで番組では、横浜のリュウゼツランが突然、中央分離帯に現れた理由を独自に追跡してきました。

近隣住民(80代)
「ここにあったの。あの大きいのが」

10年以上前、40メートルほど離れた歩道から植え替えられた説にたどりつきました。

花が咲くまでに膨大な時間を要するリュウゼツランに、横浜の見物人は…。

近隣住民(80代)
「私80代だよ…もう無理だわ」

見物人
「次に咲くのは、50年くらい先なので(僕は)60歳くらい」
「(私は)次は、見られないかもしれない」

しかし、ここで新たな疑問が…。そもそも同じ株から、再び花は咲くのでしょうか?

■再び花は咲くのか?衝撃のその後

30株ほどのリュウゼツランを展示している夢の島熱帯植物館を訪ねると、斜めになって花を咲かせるリュウゼツランの姿がありました。

植栽担当 中島智恵子さん
「(元々)株はまっすぐあったが、茎が上がってつぼみがついて、重みが増すにつれて傾いてきた」

さらに…。

中島さん
「そちらにある枯れている株が、去年の株です」

実は、花が散ると茎が枯れ、折れてしまうこともあるのです。この時、土の中でも…。

中島さん
「根っこが枯れていってしまう。イコール死んでしまう」

膨大な年月をかけてデンプンを蓄え、それをエネルギーに茎をのばし、開花するリュウゼツラン。その後、根が枯れてしまう、はかない運命の植物だったのです。

横浜のリュウゼツランの見物人に、その事実を伝えると…。

見物人
「(Q.花柱が枯れる)えっ!?」
「(Q.株も枯れる)本当に!?いや~見に来て良かったです」

見物人
「枯れるんですね」
「やっぱりそうなんだ」

開花後は、その生涯を終えてしまう、まさに幻の植物。そんなリュウゼツランを絶やさないために行動を起こした人がいました。

栃木県の美容室で6月に開花した別の品種とみられるリュウゼツラン。先週、見に行くと、花が枯れ、実のようなものがなっていました。

18年前、育ったリュウゼツランの株を植えた美容室の店長、石塚正行さんによると…。

石塚さん
「上から実とか落ちてきて、この辺に(種が)散らばっている」

落ちていたのは、種の入った実。石塚さんは、リュウゼツランの種を希望者に無償で提供しているそうで、すでに10人以上が持ち帰ったといいます。

石塚さん
「うちのは、これでもう終わってしまう。バトンタッチしてくれれば(次世代に)つないでくれればいい」

横浜のリュウゼツランも枯れた後、種が落ちて新たな株が生まれる可能性があります。花の見頃は、あと半月ほどです。

■言葉を理解!? “天才トド”実力を検証

兵庫県豊岡市、城崎温泉駅から車で10分ほどに位置する水族館「城崎マリンワールド」。

大勢の客の視線を集めていたのはメスのトド、ハマちゃん(15)です。

通常トドのパフォーマンスを行う際、飼育員は身ぶりで指示をしますが、ハマちゃんは言葉だけで反応するのです。しかも、聞き分けられる言葉は、なんと50種類。専門の機関で、日本記録と認められたそうです。

しかし、ハマちゃんの本当のすごさは、これだけではありません。

飼育員 佐々木雅大さん
「ハマは言葉を聞き分けているだけでなく(意味を)理解している」

単独の指示「バイバイ」では左前脚を振りますが、「倒立+バイバイ」と指示すると、教えてもいないのに自ら後ろ脚を振ってバイバイを表現します。

佐々木さん
「前脚が振れないんだったら後脚振っちゃえという。この素晴らしい発想が、言葉を理解できているということ」

さらに、単独では体を起こして回る「おまわり」が、腹ばいになる「ごろん」と組み合わせると、寝転がる動作に変わりました。

観光客
「人間の言葉を理解しているのはすごい。(子どもより)賢いかなって」

ちなみに、オスで23才のシュンタくんの場合、単独の指示「バイバイ」では左前脚をしっかり振りますが、「バイバイ+敬礼」と2つの指示を組み合わせると動きが止まってしまいます。

言葉を理解していないとできないようなハマちゃんの行動。海洋動物の言語理解を研究する、東海大学海洋学部の村山司教授に映像を見てもらうと…。

村山教授
「ハマちゃんだけができるのは“スーパートド”かなって気がします。イルカ、アシカ、トド(など)、社会行動している動物は(言葉の)概念を持っているんじゃないかと」

村山教授は、ハマちゃんの場合、おまわりは体を回転させる、バイバイは体の一部を振るなど、それぞれを言葉の概念で捉えている可能性があると考えます。

実は、ハマちゃんには1歳の息子がいて、すでに言葉を覚える訓練を開始。早くも才能の片鱗が見え始めているそうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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