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ハリス氏“激戦州”で本格始動 最新の世論調査でトランプ氏と“支持率拮抗”【報道ステーション】(2024年7月24日) -芸能ニュース/炎上まとめ

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日々めまぐるしく動くアメリカ大統領選。ハリス氏がトランプ氏をリードしているとの最新の世論調査まで出ました。トランプ陣営は戦略に悩まされています。

■ハリス氏“激戦州”で本格始動

中西部ウィスコンシン州。大統領選の命運を握る激戦州を最初の遊説場所に選びました。

民主党 ハリス副大統領
「中間層の強化は、私の大統領就任における決定的な目標です。ここに集まったウィスコンシン州のみんなが知っています。中産階級が強くなれば、アメリカは強くなるのです。しかし、ドナルド・トランプは私たちの国を後退させようとしています。彼の極端な政策は中間層を弱体化させるでしょう。我々は後退しない。絶対にしません」

中間層を救うというのは、バイデン氏が繰り返し訴えてきたことです。“候補者が変わっても、政策はブレない”そんなメッセージで、支持者のつなぎ止めをはかっているのかもしれません。

バイデン氏の撤退表明後に行われた世論調査。どこも2ポイント以内で激しく拮抗していて、ハリス氏がリードしているものもあります。手放しで喜べる数字ではありませんが、もともと劣勢から始まっているハリス氏にとっては“幸先のいいスタート”です。

■トランプ氏ハリス攻撃の矛先は…

逆にトランプ陣営にとってはやっかいな事態です。バイデン氏なら楽勝と思っていたところに、戦略の練り直しを余儀なくされました。とりあえず“相手の弱み”を集中的に攻撃するのが、現行方針のようです。

トランプ氏のSNS(22日)
「嘘つきカマラ・ハリスは一度も国境を視察したことがなく、その無能さでアメリカ国境を世界で最悪かつ最も危険な状態に変えた。ドナルド・J・トランプと名乗る、上品で聡明な若者にまったく太刀打ちできていない」

ハリス氏が、期待されていた移民問題で実績を残せていないことは、共和党支持者のみならず、無党派層からも批判されてきた泣き所です。さらに、もう1つの攻撃材料。バイデン氏の撤退直後に公開された選挙CMでは、こんな批判を展開しています。

トランプ陣営の選挙CM(21日公開)
「ハリスはバイデンの明らかな認知力低下を隠ぺい」
ハリス副大統領:「大統領は身も心も元気です。実績は本物です」
「しかしバイデンが限界だと知り、職務を代行した。その結果が“国境の危機”“急騰するインフレ”“アメリカンドリームの終えん”すべてカマラ・ハリスのせいです」

民主党は、バイデン氏の高齢不安を知りながら候補者に推戴した。今後、そういうバッシングにも力を入れてくるかもしれません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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