横浜F・マリノス所属GKポープ・ウィリアムは、今月6日開催の明治安田J1リーグ第22節のガンバ大阪戦でベンチ外。町田ゼルビア所属・パリ五輪U23日本代表FW藤尾翔太の「PK直前の水かけ行動」を巡る投稿が炎上していただけに、G大阪サポーターと思われるSNSユーザーの揶揄や誹謗中傷が湧き起こっている。

　前節のG大阪対町田ゼルビアでは、藤尾が59分にペナルティエリアで倒されてPKを獲得。ボールを持ったままゴール脇へ移動して給水ボトルを拾い上げた直後、G大阪所属DF中谷進之介に後ろからボールをはたかれた。しかし、ペナルティスポット付近でボールを拾って左腕で抱えると、右手にいろはすのペットボトルを持つ。そして水分補給を行った直後、ペットボトルの水をボールにかけた。

　藤尾はG大阪戦翌日にインスタグラムを更新。チームメイトと喜びを分かち合う自身の姿をアップすると、「首位キープ！応援ありがとうございました」と綴ったが、この投稿に対してポープは、「濡らしてこうよ」とハッシュタグ付きのコメントで反応。藤尾が「笑笑 ポープくんがそんなんゆうたらまたプチ（炎の絵文字）します！」と返すと、ポープは「（炎の絵文字）したら水かけちゃおうよ」と、水かけ行動を推奨していた。

　しかし、このやり取りがスクリーンショットによりX上で拡散されると、批判をはじめ様々な意見が噴出。一部のG大阪サポーターは「横浜FM戦では、ポープにブーイングを浴びせたい」などと不満や怒りをあらわにしていた。

　それだけに、横浜FM公式XアカウントでG大阪戦のスタメン・ベンチ入りメンバーが発表されると、「ポープはブーイング回避か？」「ポープ逃げたな」といった揶揄が。一部のサポーターから「ポープ謹慎じゃね？」「懲罰の可能性あるかも」といった声が挙がっているほか、誹謗中傷と解釈可能な投稿も見受けられている。

　なお、ポープは今季ここまでリーグ戦18試合でスタメン出場も、チームは先月26日開催の第20節アビスパ福岡戦から3連敗。一部からポープのパフォーマンスに対する批判も挙がっていただけに、今後の起用法にも注目が集まっている。