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美容整形や美容医療が、すっかり身近になった昨今。整形の情報を、顔出しで発信している女性も増えています。そんな彼女たちは、注目を浴びる反面、シビアな評価を受けることも珍しくありません。
◆「こじらせちゃん」のポストが大拡散
その一人が、整形インフルエンサーの「こじらせちゃん」です。こじらせちゃんはXとインスタグラムで、自身が受けた整形の施術内容やダウンタイム、ビフォーアフターなどの詳細を綴り、病院名や執刀医などを日々発信しています。
これまでに、頬の脂肪吸引や目頭切開、額や鼻筋、顎のヒアルロン酸注入、輪郭の骨切りといった施術をがっつり顔出しで発信しているこじらせちゃん。
そんななか、こじらせちゃんが2024年6月15日に、自身の写真とともに以下のように投稿し、広く呼びかけました。
==========
教えて欲しいです。
これ無加工なんだけど私は今後何をするべきですか?
額、こめかみ、頬に脂肪注入、額縮小は予定してます。
何かあとちょっと足りない。
まじでマウントとかじゃなくて本気で教えて整形垢様の皆さん。
==========
「自分の顔はどうすればもっと可愛くできるのか」とネットの海へ呼びかけるのはかなり勇気のいることでしょう。するとこの投稿が拡散され(6月26日時点で1740万インプレッションも)、様々なコメントがついたのでした。
「既にとっても綺麗ですが、眉毛の色と位置を変えるともっと素敵になると思います」、
「ボブが似合いそう」
といったコメントがある中、とあるポストが“炎上”と言っていいほど賛否を呼びました。
それは「こじらせちゃん」の当該ポストを引用する形で
「圧倒的に顔の大きさ。輪郭が一般人すぎる」と指摘し、「額縮小、辛いけどエラ削る」ことを勧めていました。
◆「輪郭が一般人すぎる」という指摘に議論噴出
このポストが拡散されると、投稿主に対して
「言い方が失礼すぎる」、
「芸能人ではないのに『一般人すぎる』はおかしい。一般人が一般人の顔の大きさじゃダメなの?」
「こんなに綺麗な人がここまで言われるなんてルッキズムの地獄」
といった声が殺到。ふだん整形アカウントを見ていない女性たちにも議論が広がりました。
一方で、「アドバイスを求められたから率直に答えたのに、何が悪いのか?」という意見も。一見するとこのポストは本人のためを思ったアドバイスなので、批判が集まる筋合いもないかと思えます。
しかしそこには、整形に疑問を持つ層からも含めた、「これ以上ルッキズムを助長しないで」という叫びがあったような気がしてなりません。
◆エスカレートする顔面課金
以前より施術価格が下がったり美容クリニックが増えたりして、整形や美容医療のハードルはグっと低くなりました。ネットやSNS上には、整形を受けた人のビフォーアフター写真や、多少の加工はあるとはいえたくさんの美女たちの写真で溢れています。
また横から見たときの鼻先と顎を結ぶ「Eライン」、下まぶたから上唇までを指す「中顔面」、口元が前に突き出して見える「口ゴボ」といった美容ワードもネット上で広がっています。「美人は中顔面が短いのに私は……」、「口ゴボだから整形しなきゃ」と、ルッキズムに踊らされてしまう環境の弊害も透けて見える一件でした。
◆こじらせちゃん本人は何を思うのか
そこで、こじらせちゃん本人に、今回の騒動について話を聞いてみました。すると、「ただもっとかわいくなりたい一心でポストしました」と、多くの人から客観的意見をもらいたかったと語ります。
「今はなるべく皆さんからアドバイス頂いた『かわいい』を取り入れようと頑張っています。そうしていく中で、自分には受け入れられない部分が出てくると思うので、たくさん試した上で自分が1番しっくりくる形を取り入れればいいかなと思ってます」(こじらせちゃん、以下同)。
寄せられたアドバイスを前向きに捉えている様子です。一方で、“顔がデカい”など輪郭について触れられたことについては?
「確かに自分でも自覚していたので、客観的に見てもそうなのかと納得しました。でもやはり努力ではどうにもならないことを指摘されると少し傷つきました(笑)」
「傷ついた」と言いつつも、どこか平常心で、自身に向けられたコメントを必要に応じて取捨選択する強さも垣間見えました。
◆誹謗中傷もあまり怖くなくなった
SNS上で美容や整形について顔出しで発信するのは、身バレだけではなく、ネットの人たちから容姿をジャッジされたり中傷されたりするリスクもあります。こじらせちゃんは、顔出しで整形について発信することには「向き不向きがある」と語ります。
「人からアドバイスを受けたときに素直に受け入れられる人。あとは全員から好かれようとしない。これに尽きます。
以前の私であれば全員から好かれようと嫌なことも嫌と言えなかったり気取ったりしていましたが、ありのままの自分を受け入れてくれる人だけに自分のよさが伝わればいいという考えに変わってから、誹謗中傷もあまり怖くなくなりました」
実際に今回、こじらせちゃんは髪型やメイクなどを変えるアドバイスを受けると、素直に受け止め、感謝の気持ちさえポストしていました。
「顔出しで整形のことを発信することに、感謝のコメントもすごく多いです。ただただ人から『ありがとう』と言われるのが嬉しくて発信してます。困っている人や、容姿に囚われて生きるのが辛い人達の希望になればと思っています」
◆美容・整形沼にハマらないために
より美しく、よりかわいくなりたい気持ちと、「私の見た目のことをいちいち言わないで」というルッキズムへの抵抗が同居する女性も少なくないでしょう。
自分さえ納得すればいいのか、誰からもかわいいと思われたいのか。整形や美容に夢中になればなるほど、そんな沼にもハマりがちです。
他人からの容姿に関するアドバイスを素直に受け止めつつ、別に全員に好かれる必要はない。その匙加減を自分でコントロールしながら、自分の容姿をジャッジしてくる言葉を、むしろこちらからジャッジする強さを持ち合わせていたいものです。
<取材・文/エタノール純子 写真提供/こじらせちゃん @supernitochan>
◆「こじらせちゃん」のポストが大拡散
その一人が、整形インフルエンサーの「こじらせちゃん」です。こじらせちゃんはXとインスタグラムで、自身が受けた整形の施術内容やダウンタイム、ビフォーアフターなどの詳細を綴り、病院名や執刀医などを日々発信しています。
これまでに、頬の脂肪吸引や目頭切開、額や鼻筋、顎のヒアルロン酸注入、輪郭の骨切りといった施術をがっつり顔出しで発信しているこじらせちゃん。
そんななか、こじらせちゃんが2024年6月15日に、自身の写真とともに以下のように投稿し、広く呼びかけました。
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教えて欲しいです。
これ無加工なんだけど私は今後何をするべきですか?
額、こめかみ、頬に脂肪注入、額縮小は予定してます。
何かあとちょっと足りない。
まじでマウントとかじゃなくて本気で教えて整形垢様の皆さん。
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「自分の顔はどうすればもっと可愛くできるのか」とネットの海へ呼びかけるのはかなり勇気のいることでしょう。するとこの投稿が拡散され(6月26日時点で1740万インプレッションも)、様々なコメントがついたのでした。
「既にとっても綺麗ですが、眉毛の色と位置を変えるともっと素敵になると思います」、
「ボブが似合いそう」
といったコメントがある中、とあるポストが“炎上”と言っていいほど賛否を呼びました。
それは「こじらせちゃん」の当該ポストを引用する形で
「圧倒的に顔の大きさ。輪郭が一般人すぎる」と指摘し、「額縮小、辛いけどエラ削る」ことを勧めていました。
◆「輪郭が一般人すぎる」という指摘に議論噴出
このポストが拡散されると、投稿主に対して
「言い方が失礼すぎる」、
「芸能人ではないのに『一般人すぎる』はおかしい。一般人が一般人の顔の大きさじゃダメなの?」
「こんなに綺麗な人がここまで言われるなんてルッキズムの地獄」
といった声が殺到。ふだん整形アカウントを見ていない女性たちにも議論が広がりました。
一方で、「アドバイスを求められたから率直に答えたのに、何が悪いのか?」という意見も。一見するとこのポストは本人のためを思ったアドバイスなので、批判が集まる筋合いもないかと思えます。
しかしそこには、整形に疑問を持つ層からも含めた、「これ以上ルッキズムを助長しないで」という叫びがあったような気がしてなりません。
◆エスカレートする顔面課金
以前より施術価格が下がったり美容クリニックが増えたりして、整形や美容医療のハードルはグっと低くなりました。ネットやSNS上には、整形を受けた人のビフォーアフター写真や、多少の加工はあるとはいえたくさんの美女たちの写真で溢れています。
また横から見たときの鼻先と顎を結ぶ「Eライン」、下まぶたから上唇までを指す「中顔面」、口元が前に突き出して見える「口ゴボ」といった美容ワードもネット上で広がっています。「美人は中顔面が短いのに私は……」、「口ゴボだから整形しなきゃ」と、ルッキズムに踊らされてしまう環境の弊害も透けて見える一件でした。
◆こじらせちゃん本人は何を思うのか
そこで、こじらせちゃん本人に、今回の騒動について話を聞いてみました。すると、「ただもっとかわいくなりたい一心でポストしました」と、多くの人から客観的意見をもらいたかったと語ります。
「今はなるべく皆さんからアドバイス頂いた『かわいい』を取り入れようと頑張っています。そうしていく中で、自分には受け入れられない部分が出てくると思うので、たくさん試した上で自分が1番しっくりくる形を取り入れればいいかなと思ってます」(こじらせちゃん、以下同)。
寄せられたアドバイスを前向きに捉えている様子です。一方で、“顔がデカい”など輪郭について触れられたことについては?
「確かに自分でも自覚していたので、客観的に見てもそうなのかと納得しました。でもやはり努力ではどうにもならないことを指摘されると少し傷つきました(笑)」
「傷ついた」と言いつつも、どこか平常心で、自身に向けられたコメントを必要に応じて取捨選択する強さも垣間見えました。
◆誹謗中傷もあまり怖くなくなった
SNS上で美容や整形について顔出しで発信するのは、身バレだけではなく、ネットの人たちから容姿をジャッジされたり中傷されたりするリスクもあります。こじらせちゃんは、顔出しで整形について発信することには「向き不向きがある」と語ります。
「人からアドバイスを受けたときに素直に受け入れられる人。あとは全員から好かれようとしない。これに尽きます。
以前の私であれば全員から好かれようと嫌なことも嫌と言えなかったり気取ったりしていましたが、ありのままの自分を受け入れてくれる人だけに自分のよさが伝わればいいという考えに変わってから、誹謗中傷もあまり怖くなくなりました」
実際に今回、こじらせちゃんは髪型やメイクなどを変えるアドバイスを受けると、素直に受け止め、感謝の気持ちさえポストしていました。
「顔出しで整形のことを発信することに、感謝のコメントもすごく多いです。ただただ人から『ありがとう』と言われるのが嬉しくて発信してます。困っている人や、容姿に囚われて生きるのが辛い人達の希望になればと思っています」
◆美容・整形沼にハマらないために
より美しく、よりかわいくなりたい気持ちと、「私の見た目のことをいちいち言わないで」というルッキズムへの抵抗が同居する女性も少なくないでしょう。
自分さえ納得すればいいのか、誰からもかわいいと思われたいのか。整形や美容に夢中になればなるほど、そんな沼にもハマりがちです。
他人からの容姿に関するアドバイスを素直に受け止めつつ、別に全員に好かれる必要はない。その匙加減を自分でコントロールしながら、自分の容姿をジャッジしてくる言葉を、むしろこちらからジャッジする強さを持ち合わせていたいものです。
<取材・文/エタノール純子 写真提供/こじらせちゃん @supernitochan>
【エタノール純子】
編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。エンタメ、女性にまつわる問題、育児などをテーマに、 各Webサイトで執筆中
]...以下引用元参照
引用元:https://news.nifty.com//article/item/neta/12194-3180942/