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MVは「もしも生きた時代の異なる偉人たちが一緒に旅をしたら?」という設定のもと、コロンブス、ナポレオン、ベートーヴェンに扮した3人のメンバーが、海に浮かぶ小さな島に立つ一軒家を訪れるというもの。
猿の着ぐるみを着た類人猿たちと一緒に過ごすメンバーの姿が映し出されており、中にはメンバーが類人猿にピアノや乗馬を教えたり、類人猿に人力車を引かせたりなどのシーンもある。
◆文化的侵略や奴隷制度を想起させる映像
もともとクリストファー・コロンブスはアメリカ大陸を発見した“探検家”として、どこか英雄視されてきた。しかしここ最近は、先住民を大量虐殺した“侵略者”としてコロンブスを認識する傾向が高まっており、アメリカでコロンブス像が破壊される事件も相次いだ。
そうした歴史的な経緯を鑑みて、今回の「コロンブス」のMVで登場する類人猿を先住民と解釈する人は多い。また、メンバーがピアノや乗馬を類人猿に教育している姿に“文化的侵略”を、類人猿に人力車を引かせるシーンに“奴隷制度”を想起する声も少なくない。
かなり過激な差別的な表現が登場する映像となっており、メンバーだけではなく関係者の歴史に対する勉強不足を指摘する声も多く寄せられた。
◆過去にはEXITが、コロンブスを登場させた歌詞で炎上
コロンブスに関する炎上騒動と言えば、お笑いコンビ・EXITの2人が作詞に参加し、2021年7月にリリースされた配信シングル「なぁ人類」が思い出される。
同曲では<コロンブスがアメリカ大陸を見つけた時代の方がよっぽど自由と希望溢れてただろ>という歌詞が出てくるが、コロンブスを“先駆者”とポジティブに解釈している内容の楽曲となっており、この時も今回のような炎上騒動に発展した。
◆テレビで“ナチス式敬礼”をしてしまったアーティスト
コロンブスではないが歴史に対する認識が甘かったがゆえのトラブルは結構ある。人気ダンス&ボーカルグループのTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEは、2023年12月18日に配信した「SOLDIER LOVE」で、<上書きする地図><Far eastの地から神風吹き荒れたなら>といった“軍国主義”を思わせる歌詞に批判が集まった。
加えて、THE RAMPAGEは同月22日に出演した音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)で「SOLDIER LOVE」を披露した際、右手を斜め前方に掲げる“ナチス式敬礼”と思われる振り付けがあったことで、火に油を注ぐかたちとなった。
エンタメ業界はとりわけコンプライアンスに気を配る必要があり、アンテナを高くして「今何に気をつければ良いのか?」ということに細心の注意を払わなければいけない。そのため、今気を付けることばかりに意識を取られてしまい、過去や歴史に意識を向けることができていないのかもしれない。
<文/望月悠木>
【望月悠木】
フリーライター。主に政治経済、社会問題に関する記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。Twitter:@mochizukiyuuki
]...以下引用元参照
引用元:https://news.nifty.com//article/item/neta/12194-3118075/