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政府の「学校給食写真」が大炎上!現実は?今の流行りは?令和の給食事情を調査【THE TIME,】(2024年6月12日)|BIGLOBEニュース -芸能ニュース/炎上まとめ

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政府の「学校給食写真」が大炎上!現実は?今の流行りは?令和の給食事情を調査【THE TIME,】

2024年6月12日(水)7時35分 TBS NEWS DIG

4月、政府広報オンラインがSNSで大炎上!「平成・令和の給食メニュー」として紹介した写真には、▼肉や野菜が入ったボリューム感ある丼▼具だくさんのスープ▼春巻き2本▼トマトが添えられたキャベツとレタスのサラダ▼フルーツ入りのゼリー▼牛乳と、全7品の“豪華”で“ボリューミー”な給食が・・・。

これには「現実を知らなさすぎる!」「令和の給食はこうじゃない!」と批判が殺到。そこで!令和の給食の実情を調査してきました。

“200円でメインとおかず”低予算に苦戦

東京・葛飾区立西亀有小学校ー。
この日の献立は、

▼ごぼうごまだれ丼⇒揚げごぼうと揚げちくわ、豆や人参などをごまだれで和えた丼もの
▼ちゃんぽんスープ
▼冷凍みかん
▼牛乳
政府が紹介した「平成・令和の給食メニュー」と比べると、品数も量も少ない感じ・・・

それでも嬉々として給食準備をする子どもたち。

「手を合わせてください。いただきます!」

みんなで揃っていただきますをした直後、すぐに席を立つ生徒が何人もいました。お皿を手に向かったのは、教室後方にある配膳台。

THE TIME,マーケティング部 重松文部員:
「みんな何しているの?」
男子生徒:
「増やしてる」

そう、今は、“足りない人は食べる前におかわり”というスタイル。
男子も女子も、自分の好きな量を増やして食べていました。
ちなみに重松部員(25)の時代は、食べ終わってからのおかわりだったため、「目立つのが恥ずかしくて我慢していた」とのこと。

ただ、おかわりはできても、子どもたちから聞かれたのは「いつも調理師さんには大盛りにしてくださいって言ってるんだけど、すぐなくなっちゃう」という声。

量が少ない・・・これは毎日献立を考える栄養士も頭の痛いところだといいます。

学校栄養士 大久保理恵子さん:
「本当は小皿がもう1皿あったらいいと思うけど、予算がもう限界。1食300円ちょっとなので・・」

西亀有小学校では、1食にかけられるのは、平均303円。
取材した日は、牛乳が約60円で冷凍ミカンが50円。残り190円ほどで、ごぼうごまだれ丼とちゃんぽんスープを作っていました。

豚肉を鶏肉にするなど、栄養が偏らないよう考えつつも毎日が値段との戦い。

学校栄養士 大久保さん:
「キャベツの値段も去年の倍ぐらい。献立作るの大変だなって思うけど、子どもたちの笑顔見ると、『頑張れる、頑張れる』と思って」

給食にひろがる「地産地消」と「ジビエ」

もともと明治時代にお寺で始まったとされる給食が、全国の学校で出されるようになったのは昭和22年ごろから。戦後しばらくは、給食の主食はパンや麺など小麦製品ばかり。米が不足し、アメリカ産の小麦を使ったパン食文化が日本に普及したことが背景にありました。あの懐かしい「ソフト麺」も、給食オリジナルの主食でした。

そして、今大きく変わった点があると話すのは、給食事情にくわしい中島さん。

学校給食歴史館 中島勝男館長:
「今は主食がご飯になっているのが一番大きな変化」

令和の献立を見ると、▼月曜:チャーハン▼火曜:梅ごはん▼水曜:カレーピラフ▼木曜:あげパン▼金曜:ごはんと、お米の主食が、7割以上に!

1970年代に米余りの状態となり、給食の主食にお米が取り入れられるようになって以降徐々に増えていったそうです。

また、最近の給食で増えているのが「地産地消」のおかず。
有名なのが、カニ。富山県の小学校では、地元で獲れたベニズワイガニを、漁業組合が6年生ひとりに一匹、無償で提供。漁師さんに食べ方や、魅力を教わりながらいただきます。

宮城県気仙沼市では、特産のフカヒレが給食に!まさに「食育」。給食を通して地場産業への誇りや感謝を学ぶのです。

学校給食歴史館 中島館長:
「あとはジビエ。関西地区とかではずいぶんジビエが給食に取り入れられている」

自治体や生産者の協力で、食材費を抑える動きも増えているといいます。

“日本一おいしい給食”がレストランに!

東京で最も給食に力を入れているのが、足立区。
「日本一おいしい給食」を掲げて17年。食べ残しが激減し、生徒の9割が「美味しい!」と応える自慢の給食が、なんと区役所のレストランで食べられます!

取材した日の「本日の給食」(※税込748円)メニューは、
▼お魚ハンバーグ トマトと茹でキャベツ添え
▼レタスやアスパラ、サツマイモなどの彩りサラダ
▼トマトスライスの小鉢
▼味噌汁
▼ごはん

給食と同じレシピを日替わりで出しているとのことですが、もう1つ、不動のレギュラー給食メニューも人気だといいます。
それは、「えびクリームライス」(※税込748円)。

スープと野菜で炊いたごはんの上に、エビが入ったホワイトソースをかけたこのメニューは、80年代に開発されたオリジナル給食。足立区民なら、大人も子供もみんな食べてきた「ソウルフード」なんだとか。

「栄養士さんがすごく苦労されているので今年度から給食予算を少しアップした」(足立区おいしい給食担当課長 松本さん)という足立区を含む東京23区では、4月からすべての小中学校で学校給食が無償化されました。

全国の自治体のうち、28%まで無償化が進む一方で、地域によって抱える事情も様々。子供達にとっていい思い出になる政策が求められています。

杉山アナ“給食時間の甘い思い出”

スタジオでは、宇賀神メグアナ(28)と杉山真也アナ(40)の「給食の思い出」を紹介。

宇賀神アナの思い出の1品はネギと海産物などを味噌であえた「ネギぬた」。出身の埼玉県はネギの生産が多く、給食の定番メニューだったとのこと。「苦手な子も多かったので結構余っていた。おかげで私はおかわりできた」

一方、杉山アナは給食メニューではなく、「ドキドキ感」が思い出と話した。通っていた小学校では教室とは別の部屋で給食を食べていたとのことで、「その時は席順が変わる。気になる子の隣になることもあってドキドキしていた」
江藤アナから「その時はおかわりもやめたり?」と聞かれると、「食べるスピードを落としてあわせたりはあった」と甘い思い出を披露し、スタジオを笑わせた。

(THE TIME,2024年6月7日放送より)


TBS NEWS DIG


]...以下引用元参照
引用元:https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0612/tbs_240612_8302570967.html

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