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■週2日限定 幻の「レバニラ炒め」
まず取材班は、東京・品川区に向かいました。すると、オープン10分前にもかかわらず、すでに店の前にはずらりとお客さんが並んでいます。
客
「毎週来てる」
「クリーミーでおいしい」
「プリプリお肉が」
「金曜と土曜だけしかやってないんで。並ぶ価値はありますね」
実は、金曜日と土曜日だけオープンする幻のお店「レバニラや金太郎」です。一体、何の店なのか。桝田沙也香アナウンサーも並んでみることにしました。
桝田アナ
「13人目ですね、私が」
店内は、カウンターだけで5席のみです。
そして、並ぶこと50分…いよいよ順番が回ってきました。
その幻の逸品というのが、週に2日限定、幻の「レバニラ炒め」です。そのお味は?
桝田アナ
「レバーが濃厚ですね。臭みは全くなくてプリプリで。こんなレバー食べたことないです」
■鮮度の管理…「うちぐらいこだわるところはない」
レバニラや金太郎
店主 高木克哲さん(48)
「(Q.なんで、こんなに(味が)違うんですか?)(レバーの)鮮度の管理ですね」
おいしさの秘密が、この鮮度抜群のプリプリの上州豚のレバー。朝どれレバーを、すぐに密封し氷水で冷やし、鮮度が落ちないうちに処理するといいます。
高木さん
「(Q.臭いも全くしないですよね)鮮度の高いところから温度管理の部分を、うちぐらいこだわっているところはない」
切った断面が角張っているのも、鮮度の良い証拠だそうです。
レバーの肉厚を見て、絶妙に火を入れ…ニラとモヤシの食感を残すために強火で一気に炒めます。仕上げに自家製の甘辛いタレを絡せれば、完成です。
幻のレバニラ炒め、1人前1000円。表面はプリッと、中はクリーミー。サービスの生卵が、甘辛い味つけのレバーに絡んで、ついついご飯が進んでしまいます。
■秋田での本業もあり、週2日営業のみ
しかし、なぜ週に2日しかオープンしないのでしょうか?
実は、店主の高木さんは秋田県に住み、本業は精肉の卸売業をしています。
去年9月、「自慢のレバーを食べてほしい」と東京に念願のレバニラ専門店をオープンしましたが本業もあるため、秋田から上京して店を開けられるのは、週末の2日だけなんだといいます。
■週3時間限定の「煮干し中華そば」
次に向かったのは、富山県射水市。この日はあいにくの雨と強風でしたが、店の前には長い行列ができています。
お目当てはなんと、火曜日のみ、しかも3時間(午前11:30~午後2:30)だけしか食べられないというラーメンがあるというのです。
強風のなか並ぶ客
「きょうしか来られないんで」
「ここに来たくて有給休暇を取りました。(雨で)ひるんだんですけど、きょうしか休みとれないので」
雨のなか、並んでも食べたい!その幻のラーメンが、週3時間限定、一番人気の「煮干し中華そば」です。透き通ったスープから立ち上る煮干しの香り。そして、ピンク色のレアチャーシューは存在感があります。
常連の男性客
「いい匂いがするんですよ」
「(一口食べて…)きょうも、おいしい」
客
「雪の日も雨の日も吹雪の日も、待ったかいがあるよね」
■こだわり尽くした「だし」「チャーシュー」「麺」
ラーメンの仕込みは朝6時から。だしに使うのは、煮干しだけ。厳選した国産のアジやイワシの煮干しを4種類、一日で2キロ使います。
火加減に注意し、こまめにあくどり。弱火で2時間、ゆっくりと煮出したら、ほのかな塩味とうまみが自慢のスープが出来上がります。
チャーシューは、国産豚の肩ロースを真空パックし、4時間じっくりと低温で調理します。ローストビーフのような仕上がりになります。
特注の細いストレート麺に、レアチャーシューをトッピングして完成です。
初めて食べる客
「最高です」
客
「すごく煮干しのいい味」
さらに、もう一つの看板メニューがあります。鶏ガラをグツグツと強火で4時間煮込み、乳白色のスープで作る「鶏白湯中華そば」です。
客
「めっちゃうまいです」
■なぜ週3時間のみ? 手羽先のガラ、煮干しの確保が…
しかし、一体なぜ週3時間だけの営業なのでしょうか?
実は、こちらのお店「中華そば げんじ」、夜は居酒屋「口福食堂 げん太」として営業しています。
中華そば げんじ
店主 皆元徹さん(37)
「居酒屋で使う手羽先があって、ガラが出るんですよ」
この手羽先のガラ、白湯スープを作るのに欠かせない材料で、必要な分量が集まるのに1週間かかるといいます。
さらに、あの煮干しも…。
皆元さん
「漁獲量が年々減ってるなかで、うちに入ってくる量が決まっている」
アジやイワシの漁獲量が減り、上質の煮干しがなかなか手に入らないため、週1日の営業が限界だといいます。
皆元さん
「『毎日やってほしい』って、めっちゃ言われます」
■一日1組限定の自宅レストラン
日の出とともに、千葉県勝山沖に釣り船で向かう一人の男性がいました。次々と魚を釣り上げていきます。そして、その場ですぐに血抜きをします。
鈴木伸生さん(66)
「魚って釣られてからプレッシャーがかかる。それが身質に影響する、うまみに。だから、血抜きって大事なんですよ」
「30匹は釣れたと思う。目標は達成したと思います」
この日とれたのは、アジやイサキなど60匹。その魚たちは、住宅街にある一軒家へ。そこには「自宅レストラン 釣魚台膳」という看板が出ています。
自宅を改装した一軒家レストランに入ると…元はリビングだった場所には、テーブル席。台所は改造して、本格的なキッチンとなっています。
一日1組限定の完全予約制です。
予約したお客さんが、庭から店内へ。この日は、常連客の女性が友達夫婦4人と来店しました。
常連客 稲田昌枝さん
「来るたびに(料理が)違うので楽しみになります」
客は、味付けを「和・洋・中」から選び、後はお任せ。今回は「洋食コース」にします。
こちらは、サバやフグ、イサキなど、すべて千葉県近海で釣った、魚のカルパッチョ5種盛り。特に好評なのは、蜂蜜入りの特性ソースを和えたしめ鯖だそうです。
客
「蜂蜜が入って、ちょっと甘めで」
「おいしい、これ」
■1人で切り盛り 片付けなども客が「この店のルール」
長年、料理に携わってきたかと思いきや、実は鈴木さん、小学校の元教師だといいます。
鈴木さんは子どものころから魚釣りが大好きで、「いつかは自分で釣った魚で店を出したい」という夢をかなえるため、56歳で教師を早期退職しました。その半年後、自宅レストランをオープンさせました。
そしていよいよ、この日のメイン料理。勝山沖で釣ったイサキやアサリに魚のアラでとっただし汁を加えて温めます。魚介の味が凝縮されたイサキのアクアパッツァ。さらに、釣ったアジは、香草パン粉焼きにします。
客
「おいしい、おいしい。幸せになるな」
食事の合間、普通の店では見られない光景が…。
稲田さん
「ノンアルコール1本取りました」
ドリンクなどは、客が冷蔵庫から運び伝票に記入します。さらに、食器などを片付けるのもお客さんです。
稲田さん
「それが、この店のルール。面白いでしょ」
実は、店を切り盛りするのは、鈴木さん1人。それが、一日1組限定の理由でもあります。
鈴木さん
「自分の限界があるんで1人でやっているから。だから、どうしてもお客さんは一日1組」
妻の友子さん(64)は、現役教師で働いていて、食材の調達から調理・配膳まですべて鈴木さんが1人で行います。
締めのご飯ものは、鯛のパエリア。8種類の魚介を使った全5品の洋食フルコースで、1人3500円です。(他に2500円コース、3000円コース有り)
鈴木さんは、旬の魚で和洋中、様々な料理を作ります。
鈴木さん
「料理も教育もクリエィティブな仕事だと思っている」
鈴木さん
「いかがでしたか?」
客
「おいしかった」
鈴木さん
「どれも甲乙つけがたい。自分で言っちゃった」
客
「料理の上手な親戚の家に来たみたい」
「すごくおいしい」
限定オープンの幻グルメ、そこには店主の思いとこだわりが詰まっていました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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