「実現できる状況にない」静岡県内の着工できず…リニア中央新幹線『2027年開業』断念【報道ステーション】(2024年3月29日) -芸能ニュース/炎上まとめ

JR東海　丹羽俊介社長
「2027年の名古屋までの開業は実現できる状況になく、新たな開業時期についても見通すことができませんが、引き続き早期の開業を目指して全力で取り組んでいきたい」

男性
「せっかくですからね、開通した方がいいと思いますけど。親戚も長野のあたりにいるので、駅ができるとか言ってましたので。1回は乗ってみたいかなと思いますけど」

なぜ、開業は遅れるのでしょうか。背景には、静岡県内の工事が進んでいないことがあります。

静岡県　川勝平太知事（去年5月）
「南アルプストンネル工事を含め、トンネルを掘りますと2つの問題が出てきます。1つは水です。もう1つは掘削土です」

静岡県内を流れる大井川。リニアの工事に伴い、その水が減ってしまうことや、環境への影響などの懸念があり、県は着工を認めていません。

そのため、契約から6年4カ月経った今も、工事が始まっていないのが実情です。

静岡県　川勝平太知事
「まだ報告受けてませんので、コメントを出すことできません。（Q.受け止めは）…（Q.今後JRとはどう会話していくか）…」

着工から10年かかるという、静岡県内の工事。JR東海は…。

JR東海　丹羽俊介社長
「静岡工区の着工の遅れが名古屋開業の遅れに直結するので、1日も早く静岡工区を着工できるように全力を尽くしていきたいと思います」
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp