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■愛子さま「充実した4年間過ごせた」
どんな4年間を過ごされたのでしょうか。20日で愛子さまのキャンパスライフは終わりを迎えます。
愛子さま
「最初の3年間はオンライン授業で、最後の1年はこのキャンパスに通い、たくさんの新しい学びを得て充実した4年間を過ごすことができました。素晴らしい先生方や友人たちと出会えたことも、うれしく、ありがたく思っております」
晴れやかな笑顔と袴姿。
愛子さまの袴(はかま)姿を見たのは2006年以来かもしれません。4歳の時に行われた着袴の儀。この年、愛子さまは両陛下に付き添われて学習院幼稚園に入園。子犬柄のバッグを下げ、サブバッグも自分で持たれています。
いつも雅子さまに手を引かれて学校の門をくぐられた子ども時代。初等科の卒業式では…。
記者
「愛子さま、卒業おめでとうございます」
記者の問い掛けに戸惑われる様子もありましたが、翌月の中等科の入学式には…。
愛子さま
「(Q.入学おめでとうございます)ありがとうございます」
いつしか親の手を離れ、1人でカメラの前に立ち、笑顔を見せられていました。
コロナ禍に入学した学習院大学。
愛子さま
「経験したことのないオンライン授業。不慣れな手付きで恐る恐る画面を開き、授業を受講していたことを懐かしく思い出します」
愛子さまが卒業に際し書かれた論文は「式子内親王とその和歌の研究」。卒論を書いている最中だったのでしょうか、去年の年末に公開された映像は愛子さまが百人一首を読まれています。中には「式子内親王の歌」も。
愛子さまが3歳のころ、天皇陛下はこう話されています。
天皇陛下
「私自身、幼少のころから両陛下のもとで百人一首に親しんでいましたし、愛子には七五調の使われている童謡などを通して自然にこのリズムが身に付き、簡単な七五調の言葉遊びが楽しめるようにと思っています」
それが今に生きているのでしょうか。
■指導教授“愛子さま素顔”明かす
卒論を指導した学習院大学文学部 中野貴文教授
「中世和歌は膨大ですから、その辺りの本を手に取って調べものをされたと伺っています」
卒論の指導を担当した中野教授は、愛子さまの「普通の学生とは違う一面」を明かしました。
卒論を指導した学習院大学文学部 中野貴文教授
「レジュメ(要旨)を並べられて、まずは宮様の方からプレゼンしてもらう。長い時は1時間近く議論を重ねました」
愛子さまの課題の提出はいつもギリギリ。
卒論を指導した学習院大学文学部 中野貴文教授
「(授業の)2日後23時59分までと(提出期限を)設定していたのですが、敬宮さまは2日後、23時〇×分に返事をいただきまして。しかも内容も素晴らしいんです」
とにかく粘られる愛子さま。その理由は…。
卒論を指導した学習院大学文学部 中野貴文教授
「最後の最後まで、締め切りの直前まで、自分の論文をより良いものにしようと。粘り強さが最も印象に残っています。ある時、敬宮さまの方から『私、返事が遅いんですよね』『私の返事が遅いと先生方が思っているのかなと思いながら書いています』と。ともに文学を読み、ともに議論を重ねられたこと、本当にうれしく思っております」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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