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出席者の証言で会合の詳しい状況が見えてきました。
■「ダンサーは2度登場」出席者語る詳細
去年11月、和歌山市のホテルで開かれた自民党青年局の近畿ブロック会議。党本部から青年局の2人の国会議員も参加し、およそ40人が出席しました。問題になっている行為はこの後に開かれた懇親会での出来事でした。
出席した関係者によると、突然ステージ上に、5人の女性ダンサーが登場したといいます。
(懇親会に出席した男性)「いきなり音楽がかかって出てきて、お酒も入ってないしみんな圧倒されていた。タップダンスのダンサーが来ると聞いていたので、あのようなダンサーが来るとは知らなかった」
Q.ダンサーは川畑県議の知り合い?
(自民党和歌山県連青年局長川畑哲哉県議)「来られていた方はそんなになじみのない方ですが、窓口の方は以前から知っている」
Q.ダンサーを招いた会は今回が初めて?
「自民党としては初めて」
Q.ダンスの種類は?
「我々はモダンダンスとかゴーゴーダンスというふうに認識している」
ゴーゴーダンスは1960年代に流行したこんなダンスですが…さらにこの後、思いもしない光景が…
(懇親会に出席した男性)「ダンサーは2度登場した。衣装を着替えていた。」
1回目とは異なり肌の露出が増えていたのです。
Q.(衣装は)下着なんですか?
(自民党和歌山県連青年局長川畑哲哉県議)「いや下着というより水着に近い衣装という理解」
そしてダンサーはステージから降りて参加者の下へ…そのとき、参加者の1人がチップを口移しで渡したといいます。
(懇親会に出席した男性)「2回も出てくると思っていなかったからみんなびっくり、お酒も入っていたから盛り上がった。政治家の集まりなのにこのようなことがあって大丈夫かと思った」
■口移しのチップは県議が配布?本人直撃
Q.口移しでチップを渡す参加者はいた?
(自民党和歌山県連青年局長川畑哲哉県議)「いました」
Q.衣装にはさんでお尻を触る参加者も?
「ちょっと…詳細を聞かれるとちょっと記憶が、記憶をたどってからになりますね」
会合を企画した川畑哲哉県議はテーマは「多様性」だったと釈明します。
(自民党和歌山県連青年局長川畑哲哉県議)「本年度は多様性、ダイバーシティというところをしっかりとテーマを持って、本当に口で言っているだけではなくて、いろんな生き方をされている、あるいは色々な職業も含めてがんばられている方々にきちっと目が行き届いているかという問題提起をするような、そういう会議にしようということで進めてきました。ダンサーは本当にプロ意識を持ってしっかりとパフォーマンスをされたと考えている。ただ私の想定よりもやっぱり高揚感が特に懇親会終盤になって高揚感がでてしまって、私ももっと慎重に想定をして選んでいればよかったかと思うが反省しているところです」
一方、関係者に取材を進めるとチップを用意して配ったのは川畑県議だったといいます。本人に確認しました。
Q.チップは川畑県議が用意した?
(自民党和歌山県連青年局長川畑哲哉県議)「微妙ですね。僕が用意したものもありますが、自分で出した参加者もいると思います」
Q.チップは1万円札?千円札?
「千円札ですよ」
懇親会に参加した自民党本部の藤原崇青年局長と中曽根康隆局長代理は役職を辞任しました。
(自民党青年局長藤原崇衆院議員)「パフォーマンス途中でちょっとどうかなと思ったんですが、なかなか和歌山県連が用意したので止めるのもどうだろうかということでその場で止めませんでした」
Q.ダンサーの体を触ったりした?
(自民党青年局長藤原崇衆院議員)「私の方はそういうことをした記憶はありません」
(自民党青年局長代理中曽根康隆衆院議員)「私も一切ありません」
Q.万が一触っていたときには議員を辞任しますか?
(自民党青年局長藤原崇衆院議員)「それについてはですね、ちょっと私の口からは今の時点では、私の今の認識はそういう認識であるということです。今の認識は触っていないということであります」
Q.触っていないというのは今の認識で変わる可能性は?
「それは基本的にないです」
3月10日『サンデーステーション』より
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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