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「政倫審」泉房穂さんと考える なぜ自民党は「非公開」を主張?岸田総理の本音は?【スーパーJチャンネル】(2024年2月27日) -芸能ニュース/炎上まとめ

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「政治倫理審査会」について、前明石市長で元衆議院議員の泉房穂さんと政治部・千々岩森生記者と考えていきます。

■(1)なぜ自民党は非公開を主張するのか

 泉さんと千々岩記者には「なぜ自民党は非公開を主張するのか」「岸田総理は公開したいのか、したくないのか」「どうすれば国民は納得するのか」という3つのテーマについて聞いていきます。

 まず泉さん、どうして自民党は非公開にこだわるのでしょうか。

泉さん:
政倫審の過去を見ても、完全非公開は8回中1回だけです。普通に考えれば、全部非公開はないと思います。多分、押したり引いたりが始まってしまっていて、結果的に一部公開となったとしても、これで終わってしまってはいけないです。本当はこの議論じゃないはずです。
だから、公開、非公開の議論をするんだったら初めから証人喚問をしていれば、証人喚問は当然、公開ですから。そういう意味では場の設定が政倫審じゃなくて証人喚問で、ある意味、最初から場を設定していれば良かったというのが、私の意見です。

 千々岩記者、今も協議が続いているということで、本当に28日に政倫審できるのでしょうか。

千々岩記者:
先週から28日、29日と日程が出ていたので、国会の常識としてはやる方向で、私たち記者としても当然そうだと思っていましたが、いま現場は大混乱です。(自民党の条件付き公開案)も出ていましたが、野党が蹴っていますからまだ決まっていない。前日の夕方までこんなことが決まらないというのは、ちょっと異例にもほどがある感じです。自民党の中からすら「往生際が悪い」という声、フラストレーションが充満しています。

 自民党は「条件付き」で一部公開する案を野党側に伝えました。冒頭のみカメラでの撮影を可能とし、少しずつ譲歩はしています。どうして全部公開としないのでしょうか。

千々岩記者:
分からないんですけど、嫌がっている人は本当に嫌がっているようです。
(出席に応じている)5人中2人は「構わない」と言っているようなんですが、残る3人は何か困ることがあるのか分かりませんけれども、本気で嫌がっているといいます。
なかには、記者会見までしている人もいますので、変わらないじゃないかということなんですが。

泉さん:
そうなんですよ。すでに記者会見している人は(政倫審でも)同じことを言う可能性は高いです。
押さえておくべきことは、政倫審は公開、非公開あるけど、大きな論点は偽証罪という制裁がないんです。仮に嘘をついても罰則がないというのがポイントで、そういう場でどこまで真相が究明できるのかというのは甚だ疑問です。

 泉さんは過去に国会議員も務められていたが、何がそんなに嫌なんだろうなと推測されますか。

泉さん:
それは本人に聞かないと分かりませんけど、今回の様子を見て感じるのは昔ながらの古い政治が続いていることを残念に思っています。
結局、予算審議との引き換えみたいな議論です。本当は国民生活を考えて、予算は予算でしっかり議論をし、「政治とカネ」もしっかり議論すべきです。
だから、私は政倫審どうのこうのじゃなくて、第三者調査委員会を作って、そこに委ねたうえで国会議員は本来の政治家としての議論、予算を審議してほしいと思う。
昔ながらの押したり引いたりじゃなくて、ちゃんと分けてやったらいいと思います。

■(2)岸田総理は公開したいのか、したくないのか

 そのなかで主導権をとれるとしたら岸田文雄総理大臣だと思います。

 26日の国会でも、野党側から「政治倫理審査会を完全公開でやれと指示したらどうか」と問われたのに対し、岸田総理は「適切に国会でご判断されると考えております」と明言を避けました。

 泉さん、岸田総理の発言を見てどうでしょうか。

泉さん:
私は、岸田総理に期待しています。なんやかんや言ってもトップの決断は大きいです。岸田総理が「政治とカネ」の問題についても思い切って決断を下し、加えて国民生活を救うことについても思い切って決断をすればいいと思います。
結局は決断できる政治だと思う。岸田総理は苦手なことや嫌なことを任せてしまうので、総理大臣というのは決断する人だと、私は期待したいです。

 千々岩記者、岸田総理が“公開しよう”と思っているのか、“非公開”にしようと思っているのか。どっちなのでしょうか。

千々岩記者:
26日の国会で、岸田総理は「完全非公開は長い歴史の中でも過去1回しかなかった」と述べていました。
要するに岸田総理としては、公開して説明責任を果たしてほしいというのが本音です。だったら総裁としてもうちょっとリーダーシップを発揮してくれていいんじゃないかと、みんなが思っています。
自民党の関係者も「岸田総理の本音が見えない」「もっと言ってくれればいいのに」というところがあります。
もちろん政倫審は自発的なものですので、上から抑えつけて何かというのはないっていう部分があるにしても、これが本音だとすれば、もうちょっとと言うところだと思います。

泉さん:
政倫審を公開したところで、これで説明責任を果たしたと言えないと思います。全容解明なんてまだまだですから、ここで議論を打ち切ってはいけないと思います。

■(3)どうすれば国民は納得するのか

 泉さん、今後どういったことが一番必要になってくると思いますか。

泉さん:
国民的に言えば、全容解明して、その後にちゃんと然るべき責任を取るべき人が責任を取る。そして再発しないようにちゃんとした対策をとると。その前提は全容解明ですから、全容解明が必要だと思います。
今回の政倫審で全容解明できると思っている国民はいないでしょうから、これはあくまで突破口、スタートにすぎないと思います。まだまだこの議論はやる必要があると思います。

 突破口の一つである政倫審の後、参考人招致であったり証人喚問など、そういったところにつなげていくということでしょうか。

泉さん:
そもそも私は最初から憲法62条に基づく証人喚問をすれば良かったと思う。スタートはそこです。ただ証人喚問したところで「記憶にございません」と言われて大体終わってしまうケースが多いので、やはり第三者に全容解明の調査を国会が設置してやってもらう。それをしっかりやってもらいながら、国会議員は国会として本来の予算審議とか法律を作る。加えて対策も第三者に委ねて作ってその答申を受けてやらないと、国会議員自身が自分の首を絞めるような法改正をしますかという議論ですから。
リクルート事件の時に第三者に委ねて、その答申を受けて選挙制度を変えた経緯があります。
かつて日本もやってきているので、逆に昔よりも後退しているような感じがします。

 政治倫理審査会と証人喚問には、拘束力など強さの違いがあるということでしょうか。

泉さん:
私は弁護士ですけど、お金の貸し借りの裁判でも当然、全員が宣誓をして偽証すると罰せられるのが当たり前です。嘘をついても許されるのは普通ないです。
逆に政倫審が非常に例外的な状況だと思うので、ここを押さえておいた方がいいと思います。

 そのなかで28日に政倫審(※のちに開催見送り)となっている状態で、どういったことを一番求めていますでしょうか。

泉さん:
28日がゴールじゃなくてスタートなんです。政倫審を2日3日開いたからといって予算と引き換えで終わりではない。あくまでもそれが突破口、スタートにすぎないと思うので、しっかりと議論を続けていくべきだと思います。

(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2024年2月27日放送)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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