天皇陛下64歳誕生日　一般参賀で愛子さまも“お手ふり”【スーパーJチャンネル】(2024年2月23日) -芸能ニュース/炎上まとめ

　2.4℃、凍えるような寒さのなか、多くの人がお出ましを待ちます。外国人とみられる人の姿も。23日は天皇陛下の64歳の誕生日です。

天皇陛下
「冷たい雨が降る厳しい寒さのなか、誕生日にこのように来ていただき皆さんから祝っていただくこと、誠にありがたく思います」

　参加者からは愛子さまを呼ぶ声が上がります。

　その愛子さまの就職について、陛下は記者会見でこう話されました。

天皇陛下
「愛子にはこの4月から、日赤の一員として多くの人のお役に立てるよう努力を続けてほしいと思いますし、社会に出ると大変なこともあるかもしれませんが、それを乗り越えて社会人の一人として成長していってくれることを願っています」

　また、海外との交流についても。

64歳の誕生日　記者会見から
「海外からのお客様、特に王族の方々などがお見えになった時には愛子もできるだけ都合のつく限りは同席してもらって、外国についても色々、理解と知識を深めていってもらいたい」

　愛子さまは子どものころにオランダを訪問。高校時代にはイギリスに短期留学されています。さらに、大学では第二外国語でスペイン語を履修したことで、陛下は「海外に対する関心や理解が深められていったのではないか、いずれ海外への訪問もあるのでは」と話されています。

　そして、今回は能登半島地震についても触れられています。

天皇陛下
「今回の地震により、能登地域独自の伝統的な文化や産業も大きな被害を受けました」

　23日に公開された映像を見ると、右には輪島塗の飾盆、左には珠洲焼の壺があります。壺は地震で被害を受けた田端和樹夫さんの作です。

　陛下にとって石川県はこれまで13回訪れられた思い出の地です。

　6年前には珠洲市の伝統的な塩づくりや輪島市の千枚田などをご覧になっています。しかし訪問された場所は、どこも地震の被害を受けました。

天皇陛下
「この冬も大雪や厳しい寒さで苦労された方も多いことと思います。皆さん一人ひとりにとって、穏やかな春となるよう祈っております」

　23日の一般参賀にはおよそ1万3000人が訪れたということです。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp