日経平均…今後の行方　専門家の予想「一進一退」「ダメになる企業も」【知っておきたい！】【グッド！モーニング】(2024年2月23日) -芸能ニュース/炎上まとめ

■5月まで…3万7000円～4万円でもみ合い

　1人目は、ニッセイ基礎研究所の井出真吾主席研究員です。

ニッセイ基礎研究所　井出真吾主席研究員
「良い材料っていうのは、織り込み切ったと思う。かなり天井に近い状態だと思います。他に地政学リスクが顕在化したり、もしくはアメリカの景気が急速に悪くなったり、マイナスの材料が出てきた場合は大きめに下がる可能性はありますけど。今のところ、そういったリスクは顕在化していませんので、一進一退が想定される。しばらくは3万7000円、3万8000円から4万円の間で、しばらくもみ合いかなというイメージ」

　井出氏は、5月まで3万7000円から4万円の間を行ったり来たりすると予想しました。

■全体は“右肩上がり”も…個別銘柄への投資は慎重に

　一方、マネックス証券チーフ・ストラテジストの広木隆氏は、次のように話します。

マネックス証券　チーフ・ストラテジスト　広木隆氏
「3月になると決算期末なので、個人投資家は高配当の株を買いたいと。高配当株がにぎわうと思う。4月は、外国人買いの異常月。4月になると、必ず外国人が買い越してくる。4月下旬から5月中旬にかけての決算発表と新年度の企業業績を織り込んで、株価は一段高になると思います」

　5月の決算発表までは日経平均が上がり続け、4万1000円～4万2000円までになると予想。ただ広木氏は、「日経平均自体は上がるものの、個別銘柄への投資については慎重に分析して行う必要がある」と話します。

広木隆氏
「『株式市場全体としては右肩上がりですよ』ということが一番重要なこと。一個一個の個別の企業は、その限りではなくて。ビジネスがうまくいかなくなり、ダメになる企業もあります」

（「グッド！モーニング」2024年2月23日放送分より）
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