#ニュース
炎上リサーチは芸能、事件、スポーツ、ネット全般の最新情報を24時間更新を続けるまとめサイトです。
ジャニーズ・ワールドカップ情報もお知らせします。
画像
動画
チャンネル名
チャンネル説明
■34年ぶり“史上最高値”3万9098円
株価は、バブル期の最高値を超えました。暮らしはどうでしょう。
三十数年前、空前の好景気に沸いた日本です。札束を数えるのは公務員のボーナスを準備する銀行員。あすはきょうより、来年は今年より暮らしが良くなる、そう信じられた時代です。
夜の盛り場に集う人々、捕まらないタクシー。若者はディスコで夜を明かしました。何を思ったか新幹線の車内でもディスコ…。
好調な経済は男女関係にも影響を及ぼしました。
主に車での送迎だけを担当する「アッシーくん」や、食事の提供だけを担う「メッシーくん」の出現です。
■“バブル期”と今 何が違う?
第一生命経済研究所 首席エコノミスト 永濱利廣氏
「34年前は一言でいうと、経済的にきょうよりも明日が良くなっているという期待が強かったので、その分、財布のひもも緩くなって、結果的に日本の国内経済も良くなって、多くの人々が浮かれるような状況になった」
株価と国内経済が連動していた当時。一方、今は大きく変わったのは企業の稼ぎ方だといいます。
永濱利廣氏
「昔の日本の企業は日本国内で多くを稼いでいたので、日本株と日本経済がリンクしていた。今の日本企業は海外で多くを稼いでいる。日本株が上がっても経済が良くならない」
■人口4万3000人 好景気に沸く町
そんななか、皮肉にも海外企業の進出で好景気に沸く町が…。
地元の人
「レストランの食事を提供する人を募集中、時給2000円とか3000円とか。『えっ、そんな破格の』みたいな感じ。(菊陽町に)行こうかなと思っている人は身の回りにいます」
人口4万3000人の熊本県菊陽町。半導体を製造する台湾の巨大企業「TSMC」の上陸が半導体バブルを生んでいます。
スナックあん 下村一恵代表
「県外の客が8割。地元の人の方が少ない。それなりの今お金が回っている状態。客層がお金を呼んできている」
永濱利廣氏
「一言いうと半導体バブルが起きている。地方の人も100年に一度のチャンスと言っている」
■バブル到来の町
“お金が回る町”の朝は人であふれ返っていました。
半導体製造の世界最大手「TSMC」が台湾から上陸した熊本の菊陽町。周辺ではバブルを実感していました。
地元の人
「アパートとかいっぱい立ち並んでいる。マンションとかも建設ラッシュ。この界隈(かいわい)でも感じます」
あじまん 今村健二代表
「この町で商売する店の家賃は確実に上がっている。最近はひどい所は2倍。それは行き過ぎだと思うが2、3割は上がっているのでは」
■町に押し寄せる人
変化は町の景色にもはっきりと表れていました。駅員のいない無人駅ですが、都心部のような通勤ラッシュです。工場方面に向かうバス乗り場は行列。
地元のタクシー会社はうれしい悲鳴です。
菊陽タクシー 藤本剛史代表
「やはり作業員の送迎。夜中三交代で24時間利用してもらっている。ホテルから工場まで、工場からホテル・駅まで利用。皆さんのおかげで売り上げが上がっている」
工場関係者を中心に利用客が急増する一方で、新たな課題も…。
藤本剛史代表
「現在(ドライバー)148人で回しているが、まだまだ人手不足。予約を断ったり待たせるのが一番心苦しい」
■土地の争奪戦も
土地の価格も上昇しています。町内に建つ築15年のマンションの1LDK。以前の家賃は5万2000円でしたが…。
不動産会社「コンサル」 上原淳一社長
「(Q.現在の家賃は?)今の家賃は6万2000円」
TSMC進出前から1万円アップ。空き物件が出ればすぐに埋まる状況が続いています。
上原淳一社長
「賃貸で借りたいお客様、売買で買いたいお客様、土地や物件を求める方が多い」
菊陽町の住宅地の1坪あたりの価格はバブル期に25万円に達し、バブルの崩壊とともに下落。TSMCの進出を機に跳ね上がり、2020年にはバブルに並ぶ25万円に。地元の不動産会社は2030年には35万円まで上昇すると予想しています。
上原淳一社長
「価格としては手の届きにくい状況で、菊陽町でマイホームを建てたい人は3000万円で建てられたのが、5000万円出さないと建てられない。なかなか手が出しづらくなっていると」
この状況、いつまで続くのでしょうか。
永濱利廣氏
「工場の誘致がさらに続くとなれば、かなりこの効果は長期化する可能性がある」
TSMCの新工場では24日に開所式が開かれるということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
#youtube #芸能 #事件