岸田総理「国会として判断」安倍派幹部の出席は？『政倫審』開催に“2つの壁”【報道ステーション】(2024年2月14日) -芸能ニュース/炎上まとめ

野党は開催を求めていますが、実現には条件があります。
開催には、委員の3分の1以上、9人以上からの申し立てが必要ですが、与党が17人に対し、野党委員は8人。与党の賛同がなければ開催は困難です。

さらに、自民党のアンケート調査で、5年分の不記載などの金額が最も多かった二階元幹事長に次いで2位の三ッ林議員などが委員になっています。
立憲民主党・大西健介衆院議員：「自民党の裏金アンケートで、（2954万円）第2位の三ッ林裕巳議員をはじめ、3名の裏金議員が委員になっている。この裏金議員を（政倫審）委員から外すように指示しないのか」
岸田総理：「与野党で人事等についても話し合い、調整を行った結果だと思います」

政倫審開催へのハードルは、ほかにもあります。
出席には、議員本人の同意が必要で、強制力はありません。
立憲民主党・山井和則衆院議員：「安倍派の幹部や、二階議員を政倫審に出席させて説明させるべきではないか」
岸田総理：「説明責任を果たすよう、党として促してきているところであります。具体的な国会での議論のありようは、国会においてお決めいただくこと」
立憲民主党・山井和則衆院議員：「政倫審の出席、すべきだと思うと、はっきりと明言してください」
岸田総理：「本人の意向等も踏まえたうえで、国会として、ご判断いただく」

安倍派幹部らの出席について、明言することはありませんでした。

政治とカネをめぐる追及は、この人にも。
立憲民主党・井坂信彦衆院議員：「自民党の甘利前幹事長は、幹事長の在任中、わずか35日間で3億8000万円もの政策活動費を受け取っている。24時間、時速45万円で、お金を使い続けなければいけない。まさに巨額の政策活動費です」

2021年の解散総選挙の時期と重なることから、野党はその使い道を追及。岸田総理は「党勢拡大、政策立案、調査研究等」と説明しました。
立憲民主党・井坂信彦衆院議員：「選挙中に、選挙以外に一体、何にお金を使うと思って配ったのか」
岸田総理：「選挙が近い、選挙の最中、そういった時期だからこそ、党勢拡大に向けて、政策をしっかりとアピールするなど、党として努力しなければならない課題はたくさんある」
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp