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■中国SNS130万人 青森県をフォロー
青森の夏を彩る大型ねぶた。それが冬も間近で見られる「ねぶたの家 ワ・ラッセ」を8日に訪ねてみると、香港や台湾からの観光客がちらほら。日本人よりもアジアからの訪日外国人の姿が目立ちます。
香港からの観光客
「彼女は30回、日本に来ています」
「そう。何度もね」
「(Q.青森は有名ですか?)有名です…。アップルパイ」
ねぶたの家 ワ・ラッセ 若佐谷大樹さん
「平均的な1カ月の入場者数は7、8割くらいがアジア圏の人」
10日は中国の旧正月「春節」です。その大型連休は今年8連休。中国では延べ90億人が移動すると見込まれています。そんななか、日本人の知らぬところで桁違いの注目を集めていたのが実は青森県です。
中国のSNS「ウェイボー」で開設された青森県観光局のアカウント。その登録者数はなんと130万8000人。青森県の人口118万人を大幅に超える数字です。大阪の14万7000人、神奈川の9万4000人と比べても1桁、2桁違いの人気ぶり。
春節を2日後に控える8日。すでに青森市内にある市場にも中国人観光客の姿がありました。市場の中を自由に回って好きな具材を丼ぶりへ。運が良ければ大間産のマグロにも出会えるかも。元祖「青森のっけ丼」の体験にご満悦の様子です。
中国からの観光客
「とてもおいしいです。とても新鮮ですね」
「この時期、私の周りの友だち3、4組、青森旅行をしています。SNSでも話題になっています。日本の青森、北海道より良い所。北海道は人がいっぱいじゃないですか」
青森市内の観光地では中国語表記の案内を用意するなど、受け入れ態勢が進められています。
■「ここの雪は特別」スキー場人気
青森県を訪れる中国人観光客の1番の目的地ともいえるのが、八甲田山のスキー場です。
中国人団体のツアーガイド
「(Q.きょうのツアー客は何人?)9人です。車1台で来ました。北京、上海、湖南省などから来ました。SNSで見つけて青森を知って八甲田を知りました」
他にも台湾からの団体客など次々と大型バスから人が降りてきます。彼らのお目当てはドカ雪です。
台湾からの観光客
「ここの雪は特別です」
東北新幹線の新青森駅から車で1時間弱の距離でありながら、積雪が急激に増えるこのエリア。気軽に豪雪の日本を体験できるとアジア圏の観光客の人気を集めています。
■ドカ雪&露天風呂 直行便なくても
さらに雪以外にも…。温泉にぐっとくるのは日本人だけではありません。スキー場近くの温泉宿では中国など海外からの旅行客の予約数が驚異の伸び率です。
ホテル城ケ倉 今井琢人支配人
「(去年11月は)コロナ前に比べて約5倍。11月以降はコロナ前より多くのお客様に来ていただいております。収益の面から見ると、とても前向きに捉えております」
青森空港には中国からの直行便はありません。にもかかわらず、青森を目的地にするのは日本文化の体験に加え、雪や温泉といった冬の青森が持つ観光資源が中国人に受けているからです。
また、青森県の人口を超える130万人の登録者数を実現した背景には地道なPR作戦もありました。実際のウェイボーでのやり取りです。
中国人の投稿者
「青森駅周辺にダウンジャケットやブーツを買えるお店はありますか?」
23分後…。
青森観光局
「車で15分のところにイトーヨーカドーがあり、そこで洋服を買うことができます」
県の担当者は、ウェイボーでの発信を始めた2011年以降、コツコツと丁寧な対応を積み重ねた成果が人口超えの登録者数獲得に現れたとみています。
■オーバーツーリズム&マナー懸念も
一方で、すでに課題も出てきています。
スキー場では、中国人スキーヤーがコロナ前に比べて急増。中国では2022年の北京五輪以降「氷雪経済」という言葉が広がり、ウィンタースポーツが流行しています。
樹氷が見頃を迎える八甲田ロープウェーに限っては、今後のオーバーツーリズムへの懸念が拭えません。
八甲田ロープウェー株式会社 菊池智明さん
「なかなか人材もこう…(観光客が)いきなり増えたからちょっと追い付かない」
さらにこんな心配も…。
八甲田ロープウェー株式会社 菊池智明さん
「ごみが多くなっている。スキー場の中で、それから山の中、色々なごみが増えている感じはする」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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