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■早朝に激しい揺れ 交通にも影響
明け方から鳴り響いた緊急地震速報。発生から5日となっても激しい揺れは続き、6日朝も石川県穴水町で震度5強を観測するなど予断を許さない状況が続いています。
今にも倒れそうな電柱の下を警戒しながら走る車。その道路も場所によっては崩落しています。また、崩れた土砂にのみ込まれた人たちも…。
住民
「まだ娘さんとお母さんと2人、どこにどうして埋まっているのか分からない。友達だったんだけど、一瞬のことで分からない。可哀想だけど、どうしようもできない」
地震によって緩んだ地盤に、無情にも局地的な冷たい雨が降ります。
8歳の少年と15歳の少女を含む男女11人の安否が分かっていなかった土砂崩れ現場では、被害の拡大を防ぐためにも懸命の捜索が続けられていました。それからおよそ1時間、ブルーシートで目隠しされたストレッチャーが救急車に乗せられ運ばれていきました。
なおも続く救出活動。それを見守る親族の男性の姿が…。
親族の男性
「お父さん自身も体とか、すごい傷だらけだった。切り傷もそうやし、圧迫されて皮ふが結局は赤くなっているような状態」
6日、新たに見つかったのは2人。そのうち1人は東京の料理店で働いていたといいます。
親族の男性
「なにより(彼は)調理師やし、帰省したら(お節を)皆に食べさせるって、それだけが本当に悔いで」
また、輪島市では崩れた土砂や家屋が交通に大きな影響を与えています。土砂崩れによって道路が分断され、交通が困難となってしまった集落もあります。集落は電気・ガス・水道が止まっていて、道も海沿いの土手から迂回(うかい)するルートしかないといいます。
孤立した集落の住民
「やっと、きのうから自衛隊の方が入ってくださって。道路が全く通れないんで物資を運ぶためにここは手渡しじゃないとできなくなっていて、皆で朝と昼と夕方でやっている」
集落にたどり着くと、大きな亀裂が入った道路や傾いた家屋、数十メートルあるかというブロック塀がすべて倒れている場所もあります。
一方、避難所の住民は川から水をくんでためておくなど、協力して危機を乗り越えようとしていました。
輪島市職員 村田直之さん
「皆さん各自、こうして水をくんで入れてもらってます。皆さんのお力添えで本当に助かっています」
■能登町 外国人も被災 断水続く
穴水町から能登町へと伸びる道です。大きな亀裂や小さな亀裂がたくさんあります。いまだ全世帯で断水が続く能登町。中学校は住民およそ500人の避難所となりました。一生に1度のイベントも延期に。日時は未定です。
技能実習生のリオさんは能登町に伝わる伝統のイカ釣り漁を学ぶためインドネシアから来日、被災しました。リオさんが撮影した地震発生時の様子。裸足のまま外に避難する姿が映っていました。
技能実習生 リオ・アルディアンシャさん(23)
「皆で動画を見たり料理している時に大きい地震が起きました。だから皆すぐ外に逃げました。一日おにぎり2個だけもらえます。だからちょっと足りません」
インドネシアへの里帰りは当分先になりそうです。
■珠洲市 物資届くも水不足続く
珠洲市にも、ようやく物資が届き始めました。住民が今欲しいもの、それは“水”だそうです。こちらの男性は5人家族ですが、もらえたのは1本だけ。
珠洲市を襲った津波の映像です。地震発生からわずか5分後のこと。あちこちで道路が寸断されているため、行政の手が届いていない地域も多く残されています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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