12月4日に衝撃的な情報がネット上を駆け巡った。なんと、2024年3月期上期おけるテレビ視聴率が、全局で下落したというデータが出たのだ。
「各局は決算資料などで視聴率を公開しており、ニュースサイト『ガベージニュース』がまとめて詳細を報じました。2024年3月期の上期世帯視聴率は、最高でも日本テレビのゴールデンタイム、テレビ朝日のプライムタイムの8.7%で、かつて人気の目安だった10%を下回る結果に。テレビ離れはますます加速しているようです」(メディアジャーナリスト)
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最も衝撃的だったのは、前年同期との比較だ。
「全日・ゴールデン・プライムの全時間帯区分、NHK、日テレ、TBS、フジ、テレ朝、テレ東の主要6局すべてで、前年同期から視聴率が下がったのです。下げ幅は0.2%~0.8%ですが、視聴率上昇どころか維持すら難しく、〝全局〟〝全時間区分〟でマイナスになったのは異例でしょう」(同・ジャーナリスト)
TVerでは昨年からリアルタイム配信が始まったほか、見逃し対応の番組も増え、視聴率という指標が上がりにくい環境にあることは確かだ。
しかし、有料会員でないと見逃し視聴ができないNHKまで下がっており、〝テレビそのもの〟から人が離れてることは明らかだ。
ジャニーズファンが一斉テレビ離れか?
理由は様々あるだろうが、「今後1年でさらにテレビ離れが進む可能性もある」と指摘するのは旧ジャニーズライターだ。
「旧ジャニーズ事務所はここ5年で急速にネット進出し、ライブ配信やYouTube投稿も行っているが、やはり主要な露出の場はテレビだった。ファンもテレビ局とのつながりを大事にし、リアルタイム視聴での実況や録画など、〝テレビ〟というコンテンツそのものを盛り上げていました。局の側も一定の需要が見込めるため、手っ取り早い顧客獲得手段としてジャニーズタレントを起用していたところがあるでしょう」
だが、それも「この春以降に一変してしまった」と語る。
「性加害問題により、これまでジャニーズにべったりだったテレビ局は、手のひらを返すように〝ジャニーズ外し〟を開始しました。特に報道部門においては、連日長時間に及んで言及を続けています。しかし、この姿勢には行き過ぎた面もあり、批判されて然るべき問題ならまだしも、真偽の怪しいネタや、矛盾のある証言まで取り上げて事務所叩きに躍起になっている。正当なら批判ならまだしも、あまりに一方的かつ根拠に乏しい報道が多いことから、ジャニーズファンはテレビ離れを起こしています」
ネット進出はしたものの、依然としてジャニーズはテレビメディアが主戦場で、テレビ界における数少ない有力コンテンツだった。数百万人にも及ぶそのジャニーズファンが一斉に離れれば、ますますレガシーメディアがピンチになることだろう。
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]...以下引用元参照
引用元:https://news.nifty.com//article/entame/showbizd/12156-2684717/