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“寒暖差”に注意…体調不良も急増 北日本は“真冬並み”の1日に(2023年11月29日)

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チャンネル:ANNnewsCH

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北日本の日本海側を中心に吹雪となり、“ドカ雪”は、各地に影響しました。

福島県では、雪の影響とみられる停電が、最大で1200軒発生したということです。

雪に慣れた北海道でも、この雪は、突然やってきたと感じたそうです。
住民:「急に来た。これからわからない。思いっきり降るぞ、暖冬だから」

上空に強い寒気が流れ込んだ留萌市。28日までの雨は、雪に変わり、降り積もりました。海沿いでは、20メートルを超える風を観測しました。
買い物のため、外出した人は、こう話します。
住民:「すさまじい。前が見えない。傘は飛ばされた」

旭川市の最高気温はマイナス0.2℃。灯油を配達する店では「出だしが遅い」と感じているそうです。
マルチ灯油配送センター・清水新也さん:「ちょっと鈍いと思う。(配達の)出だしが。(Q.去年と比べて灯油は高いか)10円前後くらいは高いのでは。物価が高くなって、お客さまが購入を少し抑制している。手控えているというか。『1円、2円でも安くして』とか、そういう話は、ほとんどの人が言う」

冬本番の寒さのなか、13軒を回ります。
年金暮らしの夫婦の住まいは、ストーブやお風呂に灯油を使用しています。
年金暮らしの千野さん(78):「今年は特にすべて上がってるから、せめて灯油くらい値下がりしてほしい。食料品は、ちょっと節約しようかってなるけど、灯油はそんなわけにはいかない。灯油をケチって、年寄りだから風邪を引いたら大変なことになる」

燃料費の高騰は、スキー場にも響いています。増毛町の町営スキー場では、ゲレンデをつくる圧雪機に軽油を使っています。

増毛町役場商工観光課・小浜清人係長:「国の制度で免税軽油を使っているので、いくらかいいが、軽油代は高くなっている」

今年、また2~3割値上がりしましたが、町の予算をあてて、リフト代を据え置き、お客さんを迎えることを決めました。12月16日オープン予定ですが、オープンを目前に心配もあります。
町営暑寒別岳スキー場・川崎貴範さん:「雪の量は、まだまだ足りていない。スキー場に限っては、雪は、毎日、オープンに間に合うように降ってほしい。きょうはホッとしている」

一方、東京は11月中旬並みの17.6℃まで気温が上がりました。ただ、28日は10月中旬並みの22.5℃で、一気にひと月分の気温差に。暖かさに慣れたままの体に不調を感じる人も多いといいます。

東京・中央区にあるクリニックには、“寒暖差アレルギー”を訴える患者が、去年より3割ほど増えました。

患者(50代):「寒かったり暖かかったり、寒暖差で匂いが全然わからない状態。これから美味しいもの、冬にあるが、味わいつくせない。非常に寂しい」

“寒暖差アレルギー”は、気温差が7℃以上あるときや、一般的な鼻炎や花粉症など“アレルギー体質”の人がなりやすいと言われています。
慶友銀座クリニック・大場俊彦院長:「医学的には“血管運動性鼻炎”、鼻炎症状が増えている。足を温めると、鼻の粘膜が温められるので、鼻炎が解消するといわれている。朝起きたとき、外や家の中を歩くだけでも、副交感神経が交感神経に変わる。鼻炎症状も解消されるので有効」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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