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ノルウェー担当者:「日本市場は大きく、万博に参加する意義はあります。(Q.メキシコとエストニアは参加を取りやめたが)万博ではよくあることで、参加には巨額の費用がかかります」
気になる参加する国の“本音”です。
オランダ担当者:「オランダのパビリオン建設は順調に進んでいます。多くの問題があるが、みんなで協力すれば解決できるはず。3月中旬に着工式を行います」
パビリオンの建設方式は、4つに分かれています。更地を渡し、参加国がすべてを作るタイプA。建物は万博側が用意し、内装などは各国が行うタイプB。共同の建物の中から用意された区画内で行うタイプC。そして、費用と建設期間を短縮できるタイプXです。
約50カ国がタイプAを希望していますが、まだ半数の工事業者が決まっていません。協会側は、各国にタイプXの検討を呼び掛けています。
3月からパビリオンの概要を発表していたポーランド。木材をふんだんに使った外観が特徴的ですが、簡易型パビリオン、タイプXへの変更を提案されました。
ポーランド担当者:「計画に基づいたデザインがあるので、変えるつもりはありません。(Q.建設会社は)未定です。規定の期間で仕上げるには短すぎます」
セルビアの意志は固いようです。
セルビア担当者:「タイプAに決めました。別の博覧会主催国として、独自のパビリオンをつくることが大事」
スロベニアは、タイプAからCに変更しました。
スロベニア担当者:「8月に国内で洪水被害が出たため、コンセプトを変えて、予算を抑えざるを得ませんでした。それでもやりきります。展示内容は決まっているので、スペースを有効利用するだけ」
特別な思いで万博に臨むのはパレスチナです。
パレスチナ担当者(タイプC):「『パレスチナは死なず』と世界に示すため、ひとつでもパレスチナの旗がついた製品を展示します。(Q.建設期間については)心配ありません。手作業でも建ててみせます」
ただ、工事を請け負う作業員は、現場のリアルな空気感を明かしました。
工事関係者:「人員不足が一番じゃないかなと。大阪で万博の工事と名前を出しても、職人が集まらないのが、一番の問題。働き方改革等もあって、その辺も踏まえたら、そこまでして万博に力入れて来ようという人がいないのではないか。いろんな所が辞退したとか、そういうのを聞いたら『そうなの?ほんとにやるの?』という気持ちになる」
大阪府・吉村知事:「(撤退が)ドミノで連鎖することはないと思う。国内事情で撤退するという国は、これからも出てくるかもしれないが、今回みたいに増えるところもあるので、参加国が増えた減ったというのは、意識する必要はない」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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