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■カツオが“当たり年”豊漁でお得
今が旬、脂がたっぷりと乗った「戻りカツオ」。タレに漬けた新鮮なカツオを新米のご飯と一緒に味わう「カツオの漬け丼」は家庭で手軽に作れるぜいたくな一品です。
今年はカツオが豊漁で価格も3割ほど安くなっています。
買い物客(40代):「カツオが大好き。今年はいっぱい食べられるってこと?うれしい」
「戻りカツオ」は秋にかけて東北の三陸沖から房総半島に南下してきます。生鮮カツオの水揚げ量が日本一の宮城県気仙沼。一本釣りされた大きなカツオが次々と上がってきます。気仙沼では今月4日までの水揚げ量が2万2700トン。不漁だった去年の2.7倍に及んでいます。豊漁の訳は…。
第88佐賀明神丸 森下靖船頭:「今年は5月から今までにない20℃の黒潮の本潮が東北まで来た。安定して目の前(近海)で釣れて、効率が良いから水揚げも良かった」
黒潮の北上が豊漁の要因とみています。
物価高騰のなか、これからの時期はカツオが食卓の味方に。
魚武商店3代目 柳田昇さん(49):「こちらがカツオ。気仙沼産のカツオ。戻りカツオは脂が乗っていることが一番。体も太くなっていて味も濃い。(例年より)1、2割安い」
東京・豊洲市場のカツオの卸売価格は今年9月、1キロあたり660円。去年の同時期に比べて3割ほど安くなっています。
買い物客(40代):「娘はまだ小さいけど、きょうカツオデビューしてみようと。刺し身ですごくきれいな赤色。このままおいしくいただく」
カツオの臭みが少し苦手な人に鮮魚店がおすすめするのが「漬け丼」です。しょうゆとみりんを1対1の割合で混ぜたタレに漬けて、薬味の生姜やシソを乗せるだけ。家庭で手軽に作れます。
魚武商店3代目 柳田昇さん:「血合いが多い魚なので、薬味を使うことによって生臭さを和らげることができる。薬味は多めに使うとおいしい。カツオはしっかりパンチがある魚、それに負けないしょうゆの味とみりんの甘さの相乗効果でおいしくなる」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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