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日本一高いビルとなる複合施設「麻布台ヒルズ」に開校したインターナショナルスクールが報道陣に公開されました。年間の授業料は260万円。保護者が学校にかける期待などを取材しました。
■インターナショナルスクールを公開
おしゃれな丸いテーブルにフカフカのクッションと半円形の独特なソファ。この空間はインテリアのショールームではありません。実は学校の教室です。
11月4日にオープニングセレモニーが行われたのは、東京都心で最大級となるインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン東京」です。その名の通りイギリスの教育機関で、60カ国以上の国籍を有する3歳から18歳までの1100人以上の生徒が学んでいます。
東京・港区の麻布台ヒルズに校舎を新設。地下1階から地上7階まで8フロアあります。青空が広がる5階の「スカイピッチ」には、きれいに整った人工芝の校庭が。地下1階には25メートルの屋内プールもあります。
■授業料260万円…保護者の思いは
恵まれた環境。それもそのはず、授業料は1年間で260万5000円です。日本の給与所得者の平均給与458万円の実に半分以上を占めます。
授業料が高額な英国式のインターナショナルスクール。今、首都圏で開校が相次いでいます。千葉大学の敷地内にある「ラグビースクールジャパン」は9月に開校。授業料は450万から550万円で、寮の費用や食費などを合わせると年間1000万円近くはかかるといいます。
高い学費を払ってでも学ばせたい訳とは。麻布台ヒルズのスクールで在校生の保護者に聞きました。
保護者:「(Q.日本の普通の学校と比べると高いが?)難しい質問だけど、世界どこに行ってもインターナショナルスクールのお値段が高いのは仕方ないことで、半分諦めている。国際色豊かな、色々なことが学べると思っているので(学費は)諦めている」
アイルランド人を父に持つ18歳の在校生:「異なるバックグラウンドを持った新しい友人に会いたい。他の人の経験から学び、自分の経験にしたい」
10歳の在校生は…。
10歳の在校生:「科学が超面白くて、あまり人が知らないことを習いたい」
英会話もお手のものです。
10歳の在校生:「友達ができやすい。プレータイムや色々な場所に移動する時に、簡単に友達と会うことができる」
スクールの創設者は「鉄の女」と呼ばれたイギリスのマーガレット・サッチャー元首相です。
ブリティッシュ・スクール・イン東京 ポール・タフ学校長:「(Q.この学校で学ぶメリットは?)この学校の教育はかなり特別なもの。学生は幅広く様々な科目を選べるようになっている。文化の素養や国際的な感覚を養うことができる」
特別な教育とは、その一つが「VR(仮想現実)」を駆使した授業です。
教師:「低学年の学生たちが自分たちと比べて動物の大きさを実際に体験する。VRを使って南極に冒険に行き、その経験を話したり書いたり」
幼少期からの一貫した教育。日本の未来を担う子どもたちの成長はどのように変わっていくのでしょうか。
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