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各地で相次ぐ落雷。人に直撃すると死に至る恐れもあります。身を守るためにどんな手段を取ればいいのでしょうか。気象予報士の今村涼子さんに聞きました。
■重要なのは「三角形と45°」
今村涼子気象予報士:「重要なのは“三角形”です。安全な場所に避難できない場合、電柱や鉄塔など高い物体のてっぺんを45度以上の角度で見上げてできる三角形の範囲内。なおかつその物体から4メートル以上離れた所、そこで身を低くして退避するというのが一つ、有効な手段です」
ただ、避難しても“ある行動”によって危険が及ぶといいます。
今村涼子気象予報士:「例えば地面を触っていたりすると、その部分がしびれたり、最悪やけども起こり得る。ですので、なるべく地面と体の接地面を小さくするということが大切です」
さらに…。
今村涼子気象予報士:「木はとても落雷しやすい。そうなると体に側撃雷といって放電してしまう可能性もある。なるべく幹とか枝や葉っぱ、そこから2メートル以上は離れるようにしていただきたいと思います」
■「急にひんやり」→安全な場所へ
大気の不安定な状況が続きますが、雷が発生するサインは…。
今村涼子気象予報士:「空が急に暗くなったり、ひんやりした風が吹いてくる。そう感じたらすぐに安全な場所に避難してほしい」
来月は気温が高い傾向が続く影響で、例年より雷雨が多くなる可能性があり注意が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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