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【ニュース】ボーナス見てショック「社会保険料高すぎ」 専門家「年金支えるための負担」#shorts -芸能ニュース/炎上まとめ

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冬のボーナスを巡り「社会保険料が天引きされ過ぎている」と不満が続出しています。

■「すごくショック」「引かれた分があれば…」

Xの投稿
「ボーナスの使い道 1位所得税、2位厚生年金保険料、3位健康保険料」

 年の瀬の楽しみ、冬のボーナス。SNSで広がったのは、喜びの声だけではありませんでした。

 SNSには「ボーナスから社会保険料を引かないでほしい」や「社会保険料が高過ぎる」という投稿をする人もいます。街で聞かれたのも同じ思いです。

50代
「ご褒美じゃないですか、ボーナスは。意味合いがあるのにそこから取られちゃうのがすごくショックです」

 話を聞いた30代の男性に給与明細を見せてもらうと、11万7000円が控除。つまり、国に徴収されてしまいます。

30代
「引かれた分があれば旅行に行けたりとか、服を買ってみたりとかなとか、ぜいたくしてみようかなというのは、全然違うと思います」

■自公“年金100年安心”で制度変更

 かつてはボーナスの保険料率が1%の時代もありました。もっと多く受け取っていたはずのボーナスから天引きされる社会保険料。今の制度となったのは、20年前にさかのぼります。

 2004年の議場には、石破茂氏の姿もあります。当時、政権を担っていたのがこの人です。

小泉純一郎総理大臣(当時)
「急速な少子高齢化が進む我が国にあって、社会保障制度を将来にわたって持続可能で安定的なものとして維持していくことが、政治の大事な任務であります。将来の負担が課題とならないよう極力抑制して」

 2003年から月収だけでなく、ボーナスにも社会保険料がかかる総報酬制が始まりました。

 さらに翌年の年金制度改革で、厚生年金保険料がアップ。当時13.58%だったものが、18.3%になるように段階的に引き上げられたのです。

 当時の自民党のマニフェストには「100年間の給付と負担の姿を明確に」。公明党には「年金100年安心プラン」と打ち出されていました。

■社会保険料の負担 野党から動きが…

 制度ができて20年が経った今、専門家はこう話します。

ニッセイ基礎研究所
年金総合リサーチセンター長
徳島勝幸氏
「高齢者の方がこれからどんどん増えていくので、賄うためには必要な保険料率と考えざるをえない。正直言って20年・30年前と比べると、現役世代の負担が大きくなっているのは事実です」

 少しでも負担を減らしたいところですが、難しさをこう指摘します。

徳島氏
「入りを増やすか、出を減らすかですから、年金の受給開始年齢を遅くする方法があります。これからもらえると思っている人たちの反発がきわめて強くなって、段階的にしかできませんし、給付をすごく減らすことは到底受け入れられませんので」

 “100年安心”の年金制度。それを支える社会保険料の負担について先週、野党で動きありました。

日本維新の会 吉村洋文代表
「社会保険料を下げる改革会議をキックオフしました。維新の会として力を入れていきたいと思います。一丁目一番地です」

(「グッド!モーニング」2024年12月16日放送分より)

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