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強烈寒気でスリップ事故続出 除雪に異変「雪重い」 積雪1メートルで雪かき7時間も【羽鳥慎一モーニングショー】(2024年12月16日) -芸能ニュース/炎上まとめ

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週末は全国的に強い寒気が居座り、15日は全国の半数を超える地点で最低気温が0℃を下回るという冬日を観測しました。北海道の幌加内町では積雪が1メートルを超えて、朝から7時間以上、雪かきに追われた人もいました。

■雪かき7時間…気温マイナス19.5℃も

 14日に最低気温マイナス14.9℃となった北海道幌加内。積雪は1メートルを超えました。雪かきに追われていた80代男性は次のように話しました。

近所に住む人
「4時から起きて、こっちから全部押し出すんだ」
「(Q.朝4時からだともう7時間、8時間くらい?)あーやってる、やってる」
「(Q.休憩は?)休憩は食事の時に休んでるだけ」

 屋根の雪下ろしをしていた男性はこう話しました。

近所に住む人
「めんどくさいんだわ。また新雪降ってしまって。そうなったら大変になっちゃう。だけど1回どーんと、1メートルも降られたら終わりだし」

 北海道中頓別では、14日マイナス19.5℃を記録。今シーズンの全国最低気温を更新しました。

■除雪無限ループ 午前3時開始で終わりは…

 14日午前3時の旭川市では、夜も明けきらない時間から除雪車が大忙しです。

株式会社アルシオン 木村祐介さん
「(Q.何軒くらい(回る)?)朝25軒くらいですかね。何軒もやっていると、例えば6時からやったら終わらないじゃないですか。皆がきれいにしてほしい時間帯までには。だから、この時間帯にやっている」

 依頼を受けた企業の駐車場や住宅の玄関前などを夜明け前に除雪。午前2時ごろまでに10センチ以上積もった場合、出動しているといいます。

 数軒を回り、午前5時すぎにいったん、除雪作業を終えました。

 午前8時の旭川市内です。道路脇にはうず高く雪が積もっています。気温は温度計でマイナス9.6℃と、体の芯までグッと冷え込む寒さです。

 時間が経つにつれ雪が強まり、14日に旭川の積雪は34センチを記録。住宅街は、辺り一面真っ白に。住民は朝から雪かきに四苦八苦するなか、再び除雪車が出動します。

 到着すると早速、住宅敷地内で除雪作業を進めています。その後も数軒の家を除雪。除雪を依頼した人は次のように話しました。

除雪を依頼した人
「何時間もかかりますよ、もし自分でやるとしたら。重機でやってもらわなかったらできないです。すごい楽です!」

 午前3時から始まった除雪。終わったのは、およそ9時間後の午後0時ごろでした。さらに、今年の雪は例年とは少し違うといいます。

木村さん
「今年の雪の特徴は、そんな冷えてるわけでもないから、ちょっと雪がベタ雪なのかなって」

■凍結路面で車スリップ「崖に落ちかけている」

 雪道に不慣れな運転手は、思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。

尾崎レッカーサービス 尾崎和也社長
「尾崎レッカーサービスです」

 365日24時間対応でロードサービスを行う会社。3台が絡むスリップ事故が発生し、動けないという救援要請の電話がきました。

尾崎社長
「壁に接触した後に、右後方をぶつけられた」

 スリップした3台のうち、2台は移動済みでした。残った車の運転手は次のように話しました。

事故車の運転手
「1台ここにぶつかった車が止まってて、私が横滑りしだして右後ろに突っ込んだ」

 すると、またすぐに事故の通報がありました。

尾崎社長
「(Q.次の状況は?)崖に落ちかけている状況で」

 一体どんな状況なのか。現場へ到着すると、車はフェンスをなぎ倒して、路肩部分に斜めになって止まっています。運転手は、地元住民で冬の道には慣れていたといいますが、冬用タイヤを着用していてもスリップ事故になりました。

事故車の運転手
「氷の上みたいな感じでした。ハンドルが利かなくて、どう動かしてもそのままあっち行っちゃうみたいな。ブレーキも踏むんですけど、全然利かないです。滑っちゃうんですよね」

■最低気温0.8℃ 今季一番の寒さ

 秋田県内では15日に5カ所で今シーズンの最低気温を記録。全国的に厳しい冷え込みとなり、最低気温が0℃を下回る「冬日」となった地点は、13日から3日連続で500地点以上。15日は565地点に上りました。

 東京都心の15日の最低気温は0.8℃。今シーズン一番の冷え込みとなり、皇居では寒さ対策をしたランナーたちが目立ちました。

■横浜赤レンガ倉庫で極寒の大行列 お目当ては

 真冬並みの寒さとなった首都圏で人が集まっていたのは横浜赤レンガ倉庫で開催中のクリスマスマーケット。明るい時間帯から多くの人であふれ、入場ゲート周辺は大行列になっています。

神奈川県・伊勢原市から来た人
「列が長いですね」
「(Q.どこから並んだんですか?)ぐるぐるぐるって、芝生の上をずっとぐるぐるって並んでましたね」

 ミニスカート姿で並んでいた女性はこう話しました。

千葉県から来た人
「寒いです」
「(Q.防寒対策とかは?)やっぱりカワイイ恰好で来たいから」

 来場者のお目当ては、約2万球のLEDで装飾された巨大クリスマスツリー。その瞬間を写真に収めようと来場者が詰め掛けます。

 会場内に設置されたイベント広場では身動きが取れないほどの大混雑。午後7時の気温は7.3℃。海の近くにある会場で吹き付ける風が来場者の体温を奪います。

 厳しい寒さにクリスマスツリーではなくヒーターに人だかりができています。

暖をとっていた女性
「午前、お昼くらいはいけたんですけど、夜になるとやっぱ太陽がなくなるので寒いですね」

 温かいものを求めフードコーナーにも長い行列ができています。ホットチョコレートを手にした女性。その味は…。

ホットドリンクを購入した人
「おいしいです!。もう最高です!温まって」

 ビールで乾杯していた女性はこう話します。

ビールを飲む女性
「寒い…ビール頼んじゃったからね。手はもうかじかんで、ちょっと震え始めてる。アルコールで温まることを期待してます」

友人
「時間かかるね」

■入場するまでに2時間以上も

 会場の外では夜になっても入場しようとする長蛇の列が。

 日が暮れてから並び始めたという家族。クリスマスツリーを楽しみに毎年来ていると言います。

横浜在住の家族
「(Q.すごい行列ですね)すごいですね、マジで。何人くらいいるんだろう…」

 クリスマスツリーまでの道のりは長く、子どもはココアで温まろうとしますが…。


「冷たい」


「え!?もう冷めちゃった?冷めちゃったかぁ~」

 並ぶこと1時間半。


「あ!ドーナツのにおいだぁ!」

 期待に胸を膨らませ、光のアーチを抜けると…ついにクリスマスツリーが目の前に現れました。


「あ!いたいたいた!!」


「あったあった!」

 家族みんなで記念撮影。海風が吹くなか、入場するまでに2時間以上かかった人もいました。

■西日本も大雪 ホワイトアウトに観光客も困惑

 強烈な寒気は西日本でも。米子市内を抜け大山町へ向かうと、あっという間に辺り一面、銀世界に。

 14日、最深積雪46センチを記録した鳥取県大山町。ここでも住民は雪かきに追われます。さらに、除雪作業をする人もいます。

除雪作業をしていた住民
「(Q.何時ごろから除雪をしていた?)朝は6時からです。まだ6時に(雪を)かいた所に、さらに10センチぐらい積もったので拡幅しないといけない」

 男性は早朝から5時間以上、除雪作業に追われていました。

 時折、ホワイトアウトのような状態になり視界が悪くなることも。

 そんななか、1台の車が雪道を登ろうとします。すると、雪道を登るのは危険なため、地元住民が声を掛けると迂回(うかい)していきました。

地元住民
「ベリーデンジャー」

外国人観光客
「ベリーデンジャー?」

地元住民
「デンジャー」

外国人観光客
「オーケー」

 雪について地元住民は次のように話しました。

鳥取県大山自然歴史館 矢田貝繁明館長
「きのうの夕方はみぞれがちょっと降ってましたけど、まだ積雪なかったんですけど。ゆうべの間にこれだけ降って。けさは今年で一番多い方です」

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年12月16日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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