炎上リサーチは芸能、事件、スポーツ、ネット全般の最新情報を24時間更新を続けるまとめサイトです。
ジャニーズ・ワールドカップ情報もお知らせします。
ブログランキングに投票お願いいたします。
[
グラビアアイドル麻倉瑞季が、敬愛するVTuberと対談する企画、麻倉瑞季の「あしゃくの異空間」。今回はキルシュトルテが登場。
くだけた雰囲気の中にも、自身が活動を始める前はVTuberを"おもんない奴がラクして稼いでる"と思ってた、というキレキレのトークや、“パクチー”を自称するキルシュトルテの美学など、赤裸々な対談となりました!
▲(左から)麻倉瑞季、キルシュトルテ 【麻倉瑞季の「あしゃくの異空間」第2回-キルシュトルテ(前編)-】
■倫理観的に許されるギリギリのところにいる
麻倉:キルシュトルテさんは、ご結婚はされてないんですか?
キルシュトルテ(以下、キル):もちろん、童貞ですんで。
麻倉:そっか(笑)。
キル:キルシュトルテはドイツでさくらんぼのケーキ。で、童貞のこと、チェリーボーイっていうじゃないですか。
麻倉:そういう由来があったんですね……!
キル:ていうかこれ、もうはじまってるの?
麻倉:はい、はじまってます。
キルシュ:2、3確認なんですけど、これ第何回ですか?
麻倉:第二回です、MonsterZ MATEの次。
キルシュ:光栄です、タメ口で良いの?
麻倉:全然、タメ口でOK。私もキルって言うし。
キルシュ:じゃあ俺の話口調、そのまま文字起こししてくれて大丈夫。
麻倉:じゃあ、キルが女、って言ったら、女性、って直さずに、「女」ってそのまま書くね。
キルシュ:もちろん。
麻倉:(笑)私がキルシュトルテをはじめて知ったのは、ニキの動画に出てたときかな。キルについては、VTuberなのにVTuberらしくない人がいるなあ、が第一印象。で、あとから、“あ、葛葉※1でバズった人か”って気づいて。
キルシュ:まあ、第一次葛葉、第二次YouTubeショート、第三次おなけんで知った人、って感じかな、俺のこと知ってる人は。
麻倉:だって、YouTubeショートで一気に登録者数が増えたんだよね?
キルシュ:1ヶ月で10万人増えたかな?
麻倉:すご。で、キルの魅力は…。
キルシュ:これ、きっしょい対談になってない?
麻倉:(笑)いやいや、でもVの最底辺だよね。
キルシュ:そうね、その自覚はある。
麻倉:ただ、ほかとただシモ系やってる人たちと違うのは、倫理観的に許されるギリギリのところを攻めるのがキルシュトルテ。たとえば、AVスプラ※2とかしてないじゃないですか。
キルシュ:してない。そのラインは見極めてるつもり。
麻倉:ラインを超えない、そこがキルの魅力。あとはVTuberでありながら、VTuberのことを批判したり…。
キルシュ:批判はしてない!(笑) まあ良い文化じゃないですか、だってそのおかげで俺も飯食えてるわけですし。
麻倉:でも物申し系だよね、特にX(旧Twitter)では。
キル:そんなつもりはないけど、端からみたら、そう見えているかもしれないっすねー。
麻倉:そこにシンパシー感じるかもしれない。物申し系ってちょっとイタく見える自覚はあるんだけど、言いたくなっちゃうのはよく分かる。
キル:そうそう、ケチつけたくなっちゃうんだよねえ。
麻倉:それをVの人はブランディングでやらないけど、キルは自由にやっているように見えて、そこは私から見ても凄く羨ましいな。
キル:グラビアの世界は分からんけど、ほかのVの人とかは大変だなと思う。だって、事務所にギャラ半分以上持っていかれて、好きな事もできないで、面白いのかな? と思うけど。
麻倉:でもキルは、ブランディングしないブランディングみたいな所あるよね。
キル:ああ~、まあたしかにそれはある。今はありのままやってるよね。キャラになりきっている感覚もないし、本当全部が地続き。喋り方も普段と変わらんし、エピソードトークもプライベートで体験した話しかしてない。最初はまあ、設定とかあったけど。
麻倉:なんだっけ? 血を浴びる日々に飽き飽きしちゃって…。
キル:(笑) “血を浴びてばかりの日々に嫌気が差しシャバに降りてきた新進気鋭の若き天才エクソシスト”この設定も、今はないっすね。
麻倉:厨二病みたいな。
キル:周りの同業者にイジられるからやめた、ってのは7割位ある。
■ラクしてお金稼いでるなら俺がやったほうが良い
麻倉:そもそも、どんなきっかけでVTuberはじめたの?
キル:俺はいわゆる"前世"がなくて、大してVTuberも知らん状態で"おもんない奴が楽して金稼げるなら俺がやったほうが良くね?"って感じで活動をはじめたんだけど
麻倉:いいねえ。
キル:でも、一応郷に入っては郷に従え、じゃないけど、最初はタバコ吸ってることも言ってないし、下ネタも4ヶ月言わなくて。でもやっていくうちに、界隈のルールも分かってきて、周りはこうしてるけど、必ずしも合わせなくていいってのが明確になってきた。少しずつ化けの皮が剥がれて、中身のおっさんが喋ってるだけになってきたっていう。
麻倉:きっかけがあったわけじゃない。
キル:そうそう、徐々に取り繕うのをやめた結果、今って感じ。
麻倉:それは私も一緒だな。最初は清純! 清楚! って感じの売り方だったけど、今はFANZA大好き! マッサージ物最高! ですもん。
キル:やっぱ、こうやって喋ったりする仕事でずっと取り繕うのは無理なんだよ。
麻倉:私は一回炎上してから、もう取り繕うのが馬鹿らしくなった。高校も本名も全部公言したし、めんどくさいから。
キル:めんどくさいよね、楽しくない。“俺、エクソシストなんだよね”って言ってる時、毎回頭の中で“何言ってるんだろ、俺”って思ってたもん。
麻倉:(笑)一回ちゃんと、ほかのVの人に怒られろ!
キル:Vの界隈の流れとしては、生身の身体を出すのはもってのほかだったのに、今は料理とかポケカの開封とかで手元配信してる人も結構いて5~6年前だったら考えられない。だからゆくゆくは、VTuberとV以外の境界線ってなくなるんじゃないですか? ……なんかめっちゃインタビュー記事っぽいこと言っちゃった(笑)。
麻倉:そこ強調しとくね(笑)。で、それでいうと私、炎上しがちで、きちんとその都度落ち込むんだけど……。
キルシュ:俺、炎上したことないからわかんないっすね。
麻倉:うそうそ! いっぱい見てるよ! Xで界隈がザワついてた。
キルシュ:でもさ、そのザワつくのってカイジでもそうだけど、モブしかザワつかねえのよ。別にそんな奴のことなんてどうでもいいじゃん。
麻倉:ああ、でもそのマインドになれたら最高だ。わかるやつだけ残れば良いって感じ?
キルシュ:まあ、でも露出の感じにしては、ファンは少ない方だなって思いますけど。
麻倉:たしかに、キルシュトルテのライブ、人少なかったもん。
キルシュ:まじでシバくぞ(笑)。まあでも実際そうで、基本は人気がないけど、一部の人には熱狂的な人気のある食べ物ってあるじゃん。
麻倉:パクチー?(笑)
キルシュ:そうパクチー。100人いたら1人俺のこと好きになる奴がいるかどうかだと思うけど、その1人を掴めばずっと回っていくというか。でも、1人ファン獲得するには500人くらいに名刺配らないといけない煩わしさはあるかな。本当は唐揚げになりたかったけど。
麻倉:唐揚げ?どういうこと?(笑)
キルシュ:だって、唐揚げ嫌いな人っていないじゃん。ただ、俺が唐揚げを目指すと、どこにでもいる没個性のしょうもない男に成り下がる。よくいるしょうもないVTuber。俺、1時間2時間のゲーム配信とか見てる人の嗜好がわかんないもん。あんなの見たって1回とか2回クスッと笑えるだけでしょ? だったらハリー・ポッター見た方が良いって。
麻倉:ちょっと!(笑) でも少し分かるのは、私も生配信系はあんま見ないかも。絶対、中だるみの時間があるから。動画勢がめっちゃありがたい。
キルシュ:おもんないとカットできるからね。
麻倉:キルの動画は編集上手いよね。
キルシュ:俺はやってないから、編集さんが偉いんだけど。ただ、俺が普段仲良くしている活動者たちの編集は、数多あるYouTubeの中でも、比較的見やすい方と思う。
麻倉:編集の方針とかは伝えたりするの?
キル:うん、参考にする動画とかはいくつか提示するよ。その全部をいいとこ取りして、面白くしてほしいって。だから編集者に逃げられたら終わりですよ(笑)。
■ヤバめの動画を全部消したら1000本単位で消えた
麻倉:Vはじめるにあたって、最初に参考にした動画ってなんかあった?
キル:ジュキヤとかカルマとかかな。そもそもYouTubeをホントに見なかったから、自分がやる時に、どういう編集が面白いんだろう、って友だちに聞いて。こういう人たちの編集面白いよ、って言われて見た感じ。
麻倉:普段見ないんだ。
キル:だって俺が普段見るの、ゆっくり実況でNARUTO最強キャラランキングとか、あと都市伝説とか陰謀論、あと、ONE PIECE考察くらい。
麻倉:女の子のやつ?
キル:そうそう、あれ見てるからONE PIECEは新世界に入ったくらいから読んでないのに、動画を見てるからわかるっていう。だからいわゆる、タレント性が求められるYouTuber的な動画は今もほぼ見ないかな。だからそこが俺の強みであるし、弱みでもある。
麻倉:というと?
キル:Youtuber的な面白さじゃないところが気に入られてる、というのは強みだろうし、逆にYoutuberが好きな人には刺さらないのは弱さかなって。まあ、それは成長の余白があるってこと。インタビュー風に言うと。
麻倉:カッコつけてる(笑)。
キル:ここも、太字にしてね(笑)。
麻倉:ひとつ聞こうとおもったんだけど、今回話を聞くにあたって、キルの動画を見返してみおこうと思ったら、結構消えてて。消してるの?
キル:それはとんでもない事情があったのよ。最近、YouTubeチャンネルが消えそうになっちゃったから、ヤバめの動画を全部消したら、1000本単位で消えちゃった。
麻倉:なるほど(笑)。でもキルの企画は面白い。たまに“なんだこれ”ってのもあるけど。
キル:それはたぶん、どうしても思いつかない時の動画だと思う(笑)。俺は週一で投稿してるから、無理やり投稿したのは結構外れかも。毎日投稿してる奴とかはスゲーなって思うし、登録者数を増やすならそのほうが良いと思うけど、やっぱ絶対クオリティは落ちると思うのよ。でも俺が毎日投稿して、クソつまんない動画が増えて、面白さのアベレージ下げるのは嫌だなとも思う。難しい。
麻倉:いや週一でも凄いよ、よく企画考えてるよね。
キル:さっき、YouTubeは見ないって言ってたけど、YouTubeショートとTikTokは意識的に見るようにしてて。俺、編集作業はしてないし、配信も2時間ぐらいしかやらないから、あとの時間は全部暇なんすよ。だからずっと見てて、流れてきたものから影響受けて企画にしたり、あとは友達と喋ってたところから企画にしたりしてるかな。トークテーマの1個で出たやつを、そのまま企画にしちゃったりする。思いついたら、すかさずメモるようにしてる。
麻倉:ええ! 偉いんだけど。これ良いギャップだよね。
キル:横動画は即興でやるんですけど、YouTubeショートは台本を書くんすよ。過去に書いた台本とか、企画案はす全部保存してる。
麻倉:また見直しました。
キル:そうよ、こんなにも才能あふれる人間が努力して、やっと飯を食える場所ですから、YouTubeは。
麻倉:じゃあ結構お稼ぎになられてる…?
キル:それは誰と比べて? って話よ。そりゃ稼いでいるけど、それは自分の中の“これくらい稼げたら良いな”の基準値を越えた、ってだけだから。登っていくと常に上はいるじゃん。1年前に、“こいつらには登録者数届きそうだな”と思ってたやつらには届いたけど、いざ届いたら次はもっと上のやつに届きそうになってるわけ。だから常に足りてないし、稼ぎで言うと、こういう活動していると、なんか偉そうなおっさんと仲良くなる事もあるんすよ。そういう人達に比べたら、全然金ねえな、って思うし。
麻倉:モチベーションってお金?
キル:これはよく言ってるけど、まず、おもんない奴がいっぱいいるじゃないですか。それで、おもんないのに、俺より人気の奴もいっぱいいる。でもたとえば、俺のこと知らない人が、俺のこと見た時になにで判断するかっていうと、登録者数とアベレージの再生数なわけ。そこで、“頑張ってる”とか、“趣味程度でやってるんだな”って判断されちゃう。ただ息が長いだけで、俺より数字を持ってて人気があるって判断されるやつがいるのがシャクで仕方なくて。“そういうやつら全員ぶっ殺す”って書いたらXが凍結されちゃった。
麻倉:つまんないやつが評価されているのがイヤ?
キル:いや、そっちは勝手にやってくれて良いんだけど、そっちよりもおれが明確に評価されてないことの方が、我慢できねえのよ。自分は面白い、っていう自信があるから良いんだけど、でも現状、負け犬の遠吠えにしかなんないじゃん。名実ともにそいつらを越して、“お前、ほんとにおもんなかったんだな”って、負い目を感じずに言いたい。俺が登録者数100万人いないのはおかしいと思ってるから。
▲イケメンな見た目とは裏腹に、切れ味鋭いトークを見せてくれたキルシュトルテ
【麻倉瑞季による注釈】
※1 葛葉
登録者数180万人超えのにじさんじ所属男性バーチャルライバー。彼がAPEX配信をする際、突発でメンバーを募集。これにキルシュトルテがいち早く反応し、配信に参加。これがキルの第一次成長期。
※2 AVスプラ
説明するのが憚られるくらいひどい事件。各自ググってください。大炎上した配信企画。
]...以下引用元参照
引用元:https://news.nifty.com//article/entame/showbizd/12301-3653961/