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【ニュース】貸金庫から消えた現金 三菱UFJ銀行員が十数億円盗む 別銀行で同様の被害者を取材#shorts -芸能ニュース/炎上まとめ

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三菱UFJ銀行の貸金庫から十数億円が盗まれた事件で、5年前に別銀行の貸金庫で同じような被害に遭ったという人物を取材しました。

■5年前の貸金庫被害 YouTubeで発信

 11日に番組が話を聞いたのは、三菱UFJ銀行とは別の銀行の貸金庫で現金が盗まれる被害に遭った男性です。

放送作家 安達元一さん(59)
「銀行の貸金庫に大切なものを入れていたんですね。5年ぶりくらいに久々に開けたら、中身が空っぽで。確かに(貸金庫に)入れたはずなんだけど」

 三菱UFJ銀行で行員がおよそ4年半にわたり、都内の練馬支店と玉川支店の貸金庫から現金をはじめ、顧客の財産十数億円相当を盗み取っていた問題。店頭業務の責任者を務めていた行員が、貸金庫の鍵を管理する立場を悪用していました。

 安達さんは、5年前に自身に起こった出来事をYouTubeで発信。今回の事件が明るみになり、脚光を浴びています。

安達さん
「銀行の方に『(貸金庫が)空っぽなんですけど、安達さん本当に入れてました?』。ちゃんと入れていました。でも、何を入れたかは証明できない。別に何か登録するわけでもないし」

 通帳などに記帳する預金とは違い、貸金庫に何を入れたかを把握しているのは利用者のみ。盗まれたことを証明するすべがありませんでした。

 そのため貸金庫への入室記録や、自分の行動記録をさかのぼって調べ直し、銀行に調査を訴え続けたといいます。

安達さん
「2~3カ月間(銀行が)調査して『判明しました』『大変すみませんでした』。うちの行員が盗んでいました」

 すると、盗まれたものは無事に返却。無くなったことに気付いてから、およそ3カ月後のことでした。

■厳重管理の会員制貸金庫を取材

 東京・八王子市にある会員制貸金庫ラスコでは、地震や火災、強盗に備えて契約者が増えているといいます。

 貸金庫室に入るためには、専用の鍵で2カ所の扉を開ける必要があり、さらに別の個別の鍵で、利用者自身が金庫を開閉。金庫のスペアの鍵はありますが、利用者と管理者側2人、合計3人で封印して割印。厳重に管理されているため、これまでに一度もトラブルはなく、三菱UFJ銀行の問題には驚いたといいます。

会員制貸金庫ラスコ 片平正美さん
「(貸金庫を)よほどよく知っている人の犯行なんだろうな。中に何が入っているかは本当に私どもも存じ上げないので。もしやるとすると、一つずつ開けて、すごく丹念に捜したのかなと思ってしまいますね」

 5年前に被害に遭った安達さんは、今なお貸金庫から「どう現金が盗まれたのか分からない」と不安を感じています。

安達さん
「行員が盗んだのは分かったんですけど、どういう手口で盗んだか結局教えてもらえていないんです。今後、防止するための対策を教えてほしいなと思いますよね」

(「グッド!モーニング」2024年12月12日放送分より)

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