戒厳令を進言した韓国前国防相を内乱共謀の疑いで逮捕　尹大統領への捜査本格化【もっと知りたい！】【グッド！モーニング】(2024年12月11日) -芸能ニュース/炎上まとめ

■特別検察官を任命する法案可決

　いまだ混迷を極めている韓国国内。10日深夜、新たな動きがありました。

韓国検察
「内乱の重要な任務を担うとともに、職権を乱用しました」

　尹大統領と内乱を共謀した疑いで、非常戒厳を進言した金龍顕（キム・ヨンヒョン）前国防相が逮捕されました。

ソウル中央地裁
「犯罪容疑が重大で、証拠隠滅の恐れがあります」

　金前国防相は秘匿性の高いSNS「テレグラム」のアカウントを削除して、再登録していたなどと報じられています。

　検察が首謀者とみる尹大統領本人への捜査も本格的に行われる見通しです。

　韓国の刑法87条は内乱罪について、「首謀者は死刑、無期懲役、または禁錮に処する」と定めています。

　10日昼には、尹大統領や金前国防相らに対する捜査を統括する特別検察官を任命するための法案が可決。尹大統領が元検事総長であることから検察による通常の捜査では公平性を担保できないとして、最大野党から提案しました。

尹大統領（3日）
「自由憲政秩序を守るために非常戒厳を宣言します」

　非常戒厳による混乱から1週間。尹大統領の直接的な関与が浮上しています。

尹大統領　※軍司令官の証言
「早く国会のドアを壊し、議員を引っ張り出せ」

　国会に突入した軍隊を指揮した司令官は「大統領から電話で直接指示を受けた」と明かし、非常戒厳を解除するために国会に集まった議員の数を減らすことが目的だったと話しています。

（「グッド！モーニング」2024年12月11放送分より）
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