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■事態把握までの経緯は
野村証券 奥田健太郎社長
「この度、当社元社員が逮捕・起訴される事案におきまして、被害者の皆様、それから多くの関係者の皆様に多大なるご迷惑と心配をおかけしましたこと、深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」
起訴されたのは、梶原優星被告(29)です。梶原被告は2018年に新卒で野村証券に入社。おととし、4月から広島支店で個人および法人の資産管理をアドバイスする業務をしていました。
事件があったのは7月28日、広島市にある顧客の80代夫婦の住宅でした。妻に睡眠作用のある薬物を飲ませたうえで現金約1800万円を奪い、放火して殺害しようとした罪に問われています。また、警察によると、この家を訪ねるたびに窃盗を繰り返していたといい、奪った総額は約2600万円になるといいます。捜査関係者によると、梶原被告は「金は盗んだが、放火はしていないし、殺すつもりもない」と容疑を一部否認しています。
野村証券は事件翌日、被告からこんな報告を受けていたといいます。
野村証券コンプライアンス本部担当 水野晋一常務
「広島支店内の朝の会議後に、元社員(梶原被告)から管理者に対し、事件があった28日日曜日に被害者の自宅を訪問したことと、火事になったことの報告があった。管理者は火事ということで非常に驚いて、元社員(梶原被告)に『お客様は大丈夫か』と。元社員(梶原被告)は『お客様は大丈夫だと思う。きょう近くに行くので様子を見てきます』という話で、その時の会話は終わっていて。以降は8月1日まで通常業務をしていた」
■発生5日後に“犯行”把握
火災の発生翌日、会社の上司に被害者宅を訪れていたことを報告していた被告。そして8月2日、警察から放火の疑いをかけられていることを上司に電話で申し出ました。
野村証券 飯山俊康副社長
「お客様の自宅の火事について、警察から放火の疑いをかけられている旨の報告があった。その通話中、広島県警の職員が電話をかわり、裁判所から令状が出ており、元社員の自宅を確認していると告げられた」
その日の夜、被告は上司に再度電話をしていたといいます。その時、28日の訪問で現金を盗んだことを話したことから、8月4日に被告を懲戒解雇としました。
野村証券コンプライアンス本部担当 水野晋一常務
「休日にお客様の自宅を訪問するには事前の申請が必要。今回の場合は申請も承認もなく、会社のルールを破って訪問していた」
野村証券 飯山俊康副社長
(Q.(梶原被告は)極めて一般的な若者社員という評価か)
「評価の中で特に目立って良かった、もしくは悪かったという社員ではなかった」
■これまで経緯説明せず
その後、10月30日に逮捕されたことを受け、先月こう明かしていました。
野村HD 北村巧CFO(先月1日)
「お客様の信頼を失うことになってしまったと考えている。非常に遺憾ではあるが、信頼を回復できるよう努めたい。役職員一同、頑張ってまいりたい」
ただこの時、広島の事件については「分からない部分も多い」とし、経緯や防げなかった原因については明らかにしていませんでした。
3年前、トレーダーが先物取引で価格を不正に操作したとして、金融庁から課徴金の納付を命じられるなど、不祥事が相次いでいる野村証券。会見が今月3日になったことについては、こう説明しました。
野村証券 飯山俊康副社長
(Q.先月の会見は、公の場で説明する大事な機会ではなかったか)
「北村CFOの回答が十分ではなかったと考えている。その点についてはおわび申し上げたいと思う」
■再発防止策は“上司と顧客訪問”
野村証券 奥田健太郎社長
(Q.会社の風土、社員個人との向き合い、会社として見直す点は)
「このような事案が起きたことを、とても重く受け止めている。このようなことをもう二度と起こさないために、何をしていくのがいいのか考えたのが今回の対応策。その中で予兆検知と我々は考えているが、コミュニケーションをしっかり取り、何か不安がある社員がいたら、それを事前に早くつかんであげようと。このことも含め、そこに一番思いを込めた」
再発防止策として、当面の間、担当者が顧客の自宅を訪問する際、管理者が同席するなどとしています。また、経営陣の責任を明確化するとして、幹部10人が報酬を自主返納すると発表しました。奥田社長は報酬の30%を3カ月返上します。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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