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■外国人を魅了!小江戸・川越の“二刀流”
炭火でじっくり焼き上げた国産のうなぎに、肉汁があふれるA5ランクの霜降り和牛。夢の二刀流に日本人も外国人も熱狂です。
カナダ人(30代)
「ユニーク!両方、日本のものだよね」
県内から来た人(50代)
「ぜいたくだから食べてみたかった!」
食欲の秋。人々を引き付けてやまない小江戸・川越。特に、うなぎは名物。通りには、うなぎ店がひしめいています。
埼玉県川越市でうなぎが食べられるようになったのは江戸時代からだと言われています。当時、周辺の川や沼地にはウナギが生息していて、海がない埼玉県に住む人々の貴重なたんぱく源として重宝されていました。
うな時 西尾嘉朗店長
「天然のウナギは10から12月が旬と言われているので、今まさに一番おいしい時」
旬のうなぎと和牛の二刀流を求め、平日にもかかわらず店は大にぎわい。
カナダ人女性は記念に自撮り。
カナダ人(30代)
「和牛とうなぎはカナダにもあるが、こんなに新鮮で(カナダは)おいしくはないわ」
老舗問屋から仕入れた国産うなぎを炭火でじっくり焼き上げ、何度もつぎ足し、うまみたっぷりのたれに付けました。
加熱や味付けなど下準備に2日以上かけた霜降り和牛はローストビーフに。うなぎのたれを合わせればうまみが倍増するんだとか。
香港から来た人
「肉もうなぎも、すごくおいしい」
なぜ、二刀流に挑戦したのでしょうか。
うな時 西尾嘉朗店長
「会社が焼肉屋の母体なので、それに伴って肉とうなぎを掛け合わせたら良いんじゃないかと」
秋の川越。魅力はグルメだけではありません。
■街を知り尽くす編集長のおすすめは
4万部を発行する川越のフリーペーパーの編集長・櫻井さん。
おすすめされたのは大正時代に建てられた西洋建築。実はここ、人々があるものを預けたり引き出したりする施設だったのですが、何だか分かるでしょうかか。
国の登録有形文化財でもあるこの建物。4年前まで銀行でしたが今年5月、複合施設に生まれ変わったのです。
受付カウンターだった場所には地元の食材を使ったグルメがずらり。銀行の設備も観光に生かしています。実際に頭取が使っていた部屋に入ることができます。
そして、編集長のイチ押しスポットが…。テラスから小江戸・川越の街並みを一望することができます。
コエドノコトpaper 櫻井理恵編集長
「川越は(夏は)暑いので、この時期、風に吹かれながらここにいるのは、すごくおすすめ」
夜になると、また違った表情に。
■江戸にタイムスリップ?川越の秋
江戸時代にタイムスリップしたような情緒あふれる川越を外国人観光客も注目。
チリから来た人
「空手のトーナメントがあるんだ。この後は川越城の外で練習しようと思っているんだ」
ドイツから来た人
「日本の歴史を感じられて素晴らしいね。お城に行きたいんだけど、その前に何か食べないと。すごくおなかがすいているんだ」
ということで「爆食い」に同行することに。まず目に止めたのはやはり、うなぎ。かば焼きをいただきます。
ドイツから来た人
「少ししょっぱいけど、口に入れると溶けて…」
うなぎで腹ごしらえした後はスイーツ。気になったのは秋の味覚の焼き芋。実は、川越市はサツマイモの産地なのです。
ドイツから来た人
「驚くほど甘いね。おいしい。気に入ったよ」
川越のご当地グルメをしっかり堪能しました。
一方、銀行を改修した施設のイチ押しがピザ。具材に川越産のイモを使った地産地消グルメです。
「コエドノコトpaper」 櫻井理恵編集長
「川越は結構グルメで色々、取り上げられているけど、実は歴史深い町で古くからのものが多く残っている。ぜひ散策に来ていただければ」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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