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■中国国旗を掲げる子どもも
中国で1日から始まった「国慶節」の大型連休。7日間にわたり、のべ19億人以上が各地で大移動している。
スマホを構える大勢の人々。すると、一斉に明かりが点灯し、黄金のライトアップが始まる。
重慶にある観光スポット、洪崖洞(ホンヤートン)の周りには、ライトアップの瞬間を一目見ようと、多くの人が集まっていた。目の前の通りだけでなく、近くにかかる橋の上も大混雑。周辺はまばゆいばかりの光に包まれ、まるで絵画のような光景が広がっていた。
一方、上海では、通りを埋め尽くす無数の人々。あまりの人の多さに、交差点では警備員が交通整理を行っていた。その動きは、まるでパレードのようにきれいに整列し、行進していた。
川沿いの道にも人がびっしりと並び、彼らのお目当ては上海のビル群が作り出す圧巻の夜景だった。中には、中国国旗を掲げる子どもの姿も見られた。
■中国国歌の大合唱とコンサートのような光景
「人類史上最大の建造物」と言われる世界遺産・万里の長城では、身動きが取れないほど人で溢れかえり、中国国旗と同じ真っ赤な服を着た人々も見られた。
「道教の聖地」とされる世界遺産・泰山では、あまりの混雑に崖を登る人も見られた。
世界遺産・黄山では、床に寝そべる人たちが見られた。実はこの場所、トイレの中。一体なぜ?
日本での富士山弾丸登山と同じく、中国国内でも黄山から見える日の出を目当てに観光客が殺到し、宿泊先を見つけられなかった人たちがトイレで寝泊まりするという事態となった。
国慶節に合わせた7連休では、中国国内の高速道路が無料開放されるということで、各地で大渋滞が発生している。前を見ても、後ろを見ても全く動く気配がない。
待ちくたびれて車道に降り、路肩に座り込む人たちの姿もある。トンネルの中も、大渋滞が続いている。
中には、道路の真ん中でバドミントンをする人たちを見守る見物人もいた。彼らの間には、審判役だろうか、羽の行方を懸命に追う男性の姿もあった。
トレーニングウェアに身を包んだ女性は、軽快に縄跳びでエクササイズ。渋滞の中、凝り固まった体をほぐしているのだろうか。
渋滞の車の先には、ひときわ目立つ人だかりがある。
「起て!起て!起て!万人が心を一つにし、敵の砲火に立ち向かうのだ!進め!敵の砲火に立ち向かうのだ!進め!進め!進め!」と、集まった人々から中国国歌の大合唱が聞こえてきた。「進め!」と歌っていても、車は一向に進む気配はない。
多くの人の視線を集めながら歌う女性二人組の手元をよく見ると、マイクが握られていた。渋滞を見越して用意していたのだろうか。その周りでは、スマホのライトをつけて手を振るなど、まるでコンサートのような盛り上がりを見せていた。
■『君の名は』の影響 大室山が大人気
中国の大手旅行サイトによると、今年の国慶節の海外旅行先で人気ナンバーワンは日本である。国慶節で東京や大阪など定番の観光地には、多くの中国人観光客の姿が見られた。
そして、意外な場所が大人気になっている。ずらりと並ぶ行列で飛び交う中国語。バスが到着すると「お立ちの方、もう一歩奥にお進みください、奥にお進みください」というアナウンスがあり、バスはあふれんばかりの人を詰め込み出発していく。
多くの中国人観光客が向かう先の大室山は、静岡県伊東市の南部に位置し、国の天然記念物に指定されている。山頂からは伊豆諸島の島々や富士山を望める伊豆のランドマークだ。
なぜ今、中国人観光客が大室山に集まるのか。
広東省から
「大室山は中国のSNSで結構人気。だからたくさんの若者がここへ写真を撮るために来たいと思っている」
「ここは中国で今とても人気。アニメの中に出てくる場所が好きだから」
「(Q.何のアニメ?)『君の名は。』」
中国でも大ヒットした映画『君の名は。』の舞台に似ていると、大室山に注目が集まっているのだ。
6日は霧で景色が全く見えないにもかかわらず、『君の名は。』の世界を味わおうと、多くの中国人観光客が集まっていた。
大室山の山頂で営業する団子店の店主
「体感で言うと、7割から8割が中国の方という印象ですね。今年に入ってから、基本的にはずっと大勢いらっしゃってて」
「(Q.去年と比べて売り上げは?)全然違います。倍とまでは言わないですけど、1.5倍くらいにはなってます」
昼頃になって天気が回復してくると、リフト乗り場の前には、およそ1時間待ちの長い行列ができていた。
■理想はアニメの風景「でも、これが現実」
広東省から
「抹茶プリンのようなので全体を撮りたいです」
広東省から来たという二人は、6日の大雨で断念したリベンジだという。そのお目当てとは?
広東省から
「アニメ『君の名は。』を見て来たいと思っていた」
「大室山以外で緑いっぱいの噴火口跡は見られない、すごく特別」
広東省から来た二人組の目的も『君の名は。』の世界を味わうこと。
広東省から
「きょう(6日)の天気は悪くないと思います。噴火口は雲か霧で隠れているかもしれないけど、吹き飛ばすような風が吹いてほしいです」
リフトで登った山頂は真っ白…。
広東省から
「太陽が出てきたら霧がなくなるんじゃない」
「そう願いたいね」
「祈ります!」
二人は願いを託し、山頂を一周することに。しかし、写真撮影を試みる二人の視界を濃い霧が遮る。それでもカメラを片手に一生懸命、景色を撮影した。
広東省から
「理想はアニメの風景。でも、これが現実」
諦めモードの二人は、もう一つの目的であったお団子を買いに向かった。
広東省から
「(Q.なぜ、これを選んだんですか?)色がきれいだから三色団子にしました」
お腹も満たされ、リフトに向かおうとしていたその時、隠れていた太陽がのぞき、切れ間からは青空が。
二人の願いが通じたのか。二人はリベンジを果たすかのように足早に写真撮影へ。すっきりと開けた青空をバックに写真撮影を行った。
広東省から
「きょうは天気に恵まれたと思います。曇りだったのに晴れてくれて。不思議な旅でした」
「ラッキーデイだったと思います」
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年10月7日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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